本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

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「こころ」 夏目漱石・作 *ネタばれ注意

知ってはいるけど実はあまり最初から最後まで読んだ事ない小説、夏目漱石・作の「こころ」。

読んだ事ありますか?

今回初めて通して読みました。

学生時代にはテストや教科書で一部だけ読んだ事はあったのですが、なかなか読む機会が無く、今から思えばもっと早く読んどけばよかったと後悔しています。

文章は繊細で詩的で色彩豊か、景色がそこに見えてきそうにきらきらしています。

なおかつ登場人物の儚く今にも壊れそうで壊れない均衡のギリギリの揺らめきを絶妙なバランスで書いていて、触れたら壊れてしまいそうなガラス細工のように美しい小説でした。

咲いてすぐ散ってしまう桜や花火のような煌めきがあります。

ストーリーは二部構成になっています。

第一部は語り手の《私》が《先生》と出会い、仲良くなりますが、《私》は《先生》の過去になにかあると気付き教えてくれと迫るのですが《先生》は頑なに教えてはくれない、といったやりとりや《私》の父親が病気になってごたごたしたりするストーリー。

第二部はその過去の何かを《先生》が告白する手紙で構成されてます、大まかに言うと、同郷で友達の《K》と将来結婚することになる《お嬢さん》との事が書かれています。

小説としてはこちらがメインになるのではないでしょうか。心理描写が繊細でリアル、思わず登場人物に感情移入してしまいました。特に《先生》の心理描写には共感する所が多く思わずあ~わかるわかると頷いた所もありました。

ぶっちゃけると複雑な三角関係になる訳ですが、ラストは息をのむ展開で最後は一気に読み切りました。

不幸な偶然と若いゆえの苦悩と純粋な気持ちが複雑に絡み合って考えさせられる内容でした。

私が感じたテーマは愛と罪と贖罪かなと思いました。

今調べたら、「こころ」が初めて刊行されたのは1914年、ちょうど100年前!!ちょっと鳥肌立ちました、やっぱり今回読んだのは丁度よかったのかも。

いや~さすが誰もが知っている夏目漱石先生ですな。

さすが100年も読まれ続けているだけあって、深みもあり、考えさせる内容で素晴らしい小説でした。(^o^)




・・・・ただ一つ気になる事が(ー ー;)・・・・これを言うと夏目漱石ファンに怒られるか夏目漱石先生に祟られるかする気がするんですけど。

・・・・でも気になる・・・・思い切って言います!



第一部の《私》と《先生》の関係がBL(ボーイズラブ)にしか見えない!






・・・・・|д・) ソォーッ…

・・・・いやいやちゃうねん、一回そう見えしまってんそしたらそうにしか見えんくなってん! (°ロ°; 三 ;`ロ´)

あっ、ちなみにボーイズラブとは男同士の恋愛話のことを言います。(^_^)v

なんにせよ、スタートからキラキラしすぎなんです!

季節は夏、舞台は横浜、鎌倉の海!

思わずサザンの歌が頭の中をかけめぐりました(笑)

《私》が《先生》を見かけたのは人が沢山いる海の家。人が沢山いるのに《私》は一目で《先生》を見つけてどこかで会った様な気がして目を追うのです。

もうねマンガか!(o゜ロ゜)ノって言いたいシチュエーションです。

そして《私》は《先生》の事が気になり、それから毎日《先生》に声をかけるタイミングを狙って海に通います。

毎日って Σ(゜д゜υ)気になったからって毎日行く?、一目惚れ?一目惚れなの? (°ロ°; 三 ;`ロ´)

そして念願かなって《先生》に声をかけた後は、仲良く海で一緒に泳ぐのです!

・・・・海で・・・泳ぐ・・・男2人で・・・?(゜□゜ポカーン

いや子供の時とか学生の時ならまだしも《私》は学生ですが、《先生》は結構いい年の大人です。

みなさんどう思いますか?しかも時代から見て多分2人はふんどし姿・・・・・(笑)

ちなみに2人が泳ぐシーン

 そうして先生といっしょの方角に泳いで行った。――中略―― 広い蒼い海の表面に浮いているものは、その近所に私ら二人より外になかった。そうして強い太陽の光が、眼の届く限り水と山とを照らしていた。私は自由と歓喜に充ちた筋肉を動かして海の中で踊り狂った。――本文より抜粋――

・・・なんか意味深やと思いません?(;一_一)

ストーリーの流れから見てもこんなキラキラさせる必要性も感じないし。

この後、というか過去を語る第二部でも《先生》と《K》が海に行くシーンがあるのですがその時はこんなにキラキラしてないんです、2人で泳ぐ事も無いし。

・・・私の頭が腐りかけてるのかもしれませんが(A゜∇゜)、他にもあるんです!

この後《私》は東京に帰った後も《先生》の家(《先生》の家も東京にあります)に月に2~3回の割合で会いに行きます。

月に2~3回って!щ(゜ロ゜щ)男同士の友情ってこんなもんなの?ヾ(゜Д`;≡;´Д゜)ノ

・・・まあ仲が良ければそれぐらい会う・・・の・・・かな?

でも《先生》から《私》の方へ会いに行くことは無いんです、完璧に片思いなんです。それでも《私》は《先生》に会いに行きつづけます。

それから《私》は《先生》の言動や行動にいちいち、一喜一憂します、手紙一通もらっただけで大喜び。

しかも何回もらったかも詳細に覚えていて《私》は《先生》のことならなんでも知りたいと思うのです。

そしてそんなこんながありつつ2人の距離は縮まりある日、《先生》は《私》に決定的なことを言うのです。(。+・`д・。)

長いのでかいつまんで書きますが、ある日《先生》と《私》は上野に散歩に行きます。

その時に見かけた仲のいい男女二人組を見かけた《先生》と《私》は恋愛の話をします。《先生》は《私》に恋をした事がありますかと聞きますが、《私》はまだ無いと答える、しかし《先生》は《私》にあなたが私に対して思っている気持ちは恋の入り口にある気持ちですよと指摘するのです。

結構はっきり言った! Σ(゜д゜υ)って読んだ時思いました。

それに対して《私》は私達は男同士なんだからそれは無いですよ、と言うんですが、このやり取りが逆に同性愛的な事を暗示しているようで余計に、ややややっぱり!(」°ロ°)」と確信を深めてしまいました。

そして最後の決め手になったのが第二部の《先生》の過去の出来事を綴った手紙です。

《私》は以前から《先生》が隠している過去の事を話して欲しいと言っていて、《先生》はいつか話すと約束していました。それに答えるために《先生》はこの手紙を書いたのですが、その手紙の前置きの文章がなんとも情熱的なのです。

 あなたは私の過去を絵巻物のように、あなたの前に展開してくれとせまった。私はその時心のうちで、始めてあなたを尊敬した。あなたが無遠慮に私の腹の中から、或る生きた物を捕まえようという決心を見せたからです。私の心臓を立ち割って、温かく流れる血潮を啜ろうとしたからです。――中略――私は今自分で自分の心臓を破って、その血をあなたの顔に浴びせかけようとしているのです。私の鼓動が停まった時、あなたの、胸に新しい命が宿る事ができるなら満足です。――本文より抜粋――

いやーん!もうただの愛の告白やん!(〃艸〃)

全てをあなたにさらけ出しますと言ったも同然、文章が淡々としている分余計にその気持ちが浮き上がって見える気がします。

まあ、一回そう思ってしまったからそれらしい所が気になって偏った見方をしてしまっているかもしれませんが、第二部に出てる《K》とは友達ではありますがそこまでべたべたしてない、あくまで友達でありライバルでありといった感じで淡々としています。

もう一つBL(ボーイズラブ)を連想してしまったのはこの小説の雰囲気とストーリーが「トーマの心臓」によく似ていたからです。読んでてどっかで似たの読んだな~って気がしてたんです。

「トーマの心臓」は少女漫画界の重鎮、萩尾望都先生の代表作です、実写映画化もされていて、有名作家さんでもある森博嗣が舞台を日本に変えて小説にしています。この漫画も繊細で美しく切なく深いお話です。

「トーマの心臓」はドイツのギムナジウムが舞台でそこに集う生徒達の物語です。

「こころ」との共通点は過去に自殺した人物がいること、それで主人公が過去をさぐり、それによって登場人物と色々と葛藤や討論をへて「こころ」だったら《先生》と「トーマの心臓」だったら《ユリスモール》と親密になって行くといったストーリです。

テーマも似ている気がします、双方とも過去に犯してしまった罪に人生を狂わされ、その罪とどう贖うべきか葛藤し、告白する事で答えを出していく。純愛と罪と贖罪そういったテーマが見えます。

似ているとは言いましたが、二つとも名作なので色んな意見があり議論もあると思います。これはあくまで個人的な意見ですのでご容赦ください。<(_ _)>

それでもこの繊細な世界観は凄くよく似ている気がします。ウィキペディアにはフランス映画『悲しみの天使』をモチーフにしていると書いてありますが、案外「こころ」も参考にして作っている可能性もある気がします、なんせ「こころ」は教科書にも載っているぐらい有名な本ですから、日本人ならどこかで読んでてもおかしくありません。(。+・`д・。)

そして、「トーマの心臓」の舞台になったギムナジウムは男子校で寄宿学校でもあります。

男子校で寄宿学校といえばBL(ボーイズラブ)!BL(ボーイズラブ)といえば男子校で寄宿学校!と言うぐらいですから(←偏見)

当然、同性愛のことが頭をよぎります、萩尾望都先生のファンにも怒られるかもかもしれませんが「トーマの心臓」は大きい括りではBL(ボーイズラブ)です、いやどちらかと言うと耽美物と言った方がいいかもしれません。正直これに関しては議論があるとは思いますが。;^_^A多めにみてください。

ただ、どちらにせよそんなにはっきりとしたシーンが沢山ある訳でもなく主題もそこでは無いし、友情か恋愛か曖昧な感じで話はすすみます。

でもそういう所も「こころ」と似てるんです。

という事は「こころ」ももしかして耽美物ってこと? (」°ロ°)」

あんがい、萩尾望都先生も「こころ」を読んで私と同じ結論に達してこの漫画を書いたのかもしれません、まあ、あくまで私的見解ですが。;^_^A

そうなるとと少女漫画ってレベルの高い内容をあつかってるんかもしれません。( ̄_J ̄)男の人でも好きだと言う人がいるのはわかります。名作と言われる少女漫画は今読んでも面白いですもんね。

「こころ」が好きな人は「トーマの心臓」もお勧めです。

まあなんにせよこういった理由から「こころ」のBL(ボーイズラブ)説は結構有効だと思ったのです。

それから《先生》の奥さんの存在感があまり無いのも問題なんです、奥さんはまさに理想!ってかんじの完璧な女性なんですが個性が無く小説内では影が薄いんです、女の立場からするとちょっと奥さんが可哀想になってきます。

《先生》は《奥さん》を純粋で神聖なもののように思っていて神棚に飾るように大切にはしていますが、ずっと蚊帳の外に置いてて《奥さん》はほったらかしで男とばっかりいちゃいちゃしてるんです。私だったらキレるね (*`へ´*)最後の手紙は奥さんに送ればいいのに~(´・ω・`;) と思ってしまいました。

ここまで読んで、「こころ」BL(ボーイズラブ)説には異論、反論あるとは思います、そんな俗っぽい言葉で括るなとお怒りの方もおられると思います。

すいません(@_@;)私もそんなにBL説を強く推してる訳ではないのです(笑)、「こころ」の主題はやっぱり第二部の《先生》と《K》の関係を書いた罪と贖罪がメインだとは思うので。

でも万が一にも億が一にも夏目先生が作品の中に同性愛的なことをふくました可能性もあると思うんです。(>_<)

江戸時代には男同士の愛は男女の愛より崇高なものだとする考え方まであったらしいので、可能性はゼロでは無いと思うのです。

実は私もそう思ってた!という方、よかったらコメントいただければうれしいです。(*^_^*)

もし、これを読んで「こころ」が読んでみたくなったという方、「こころ」はスマホを持ってたら無料で読めるアプリがあるので是非読んでみて確かめて欲しいと思います。

青空文庫っていうアプリとiPhoneならiBooksでも無料で読めます。

最近本当に便利になりましたよね~( ̄▽ ̄)まあ図書館に行けば無料で読めはしますけど手軽にすぐ読めるっていうのはやっぱり違いますね。

・・・今回はいつもより長くなってしまいました。;^_^A最後まで読んでいただいた方、こんな変な内容にお付き合いいただきありがとうございました。

なんにせよ100年も読まれつづけられるだけあって面白く、まだまだ語りつくせませんが、本一冊でかなり長い事楽しめました。(笑)夏目漱石先生ありがとう(^^)/


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「終物語 中・下」 「続・終物語」 西尾維新・作

やっと読めました!

今回は大量の三冊一気読みです。

西尾維新さんの物語シリーズ最新刊の「終物語」の中と下それから「続・終物語」を読みました。

以前「終物語」上をこのブログにアップしてからだいぶたってしまいました。

「続・終物語」で終わると聞いていたのでいっそのこと全部そろってから一気読みしようと思っていたのでこのような形になりました。

まあ、一気に読もうが一冊一冊読もうがあまり変わらなかったですが(笑)

なぜかというと時系列がばらばらだし一冊一冊話は完結しているので、ばらばらに読んでも大丈夫です。

あ、でも「続・終物語」は最後が良いと思います。

物語シリーズも今回の「続・終物語」で13巻目、上下巻やら白黒巻があるので正確に何巻で何冊なのかわからなくて面倒くさいですが長かった。

しかもこんなに長いのに物語の中では丁度一年しか経ってないのです。

びっくりです、てっきり三年ぐらいはたってるような気がしてました。

そう思うと主人公はこんな大変な思いをしているのに恋に受験勉強に頑張っていて凄いな~と小説なのにうっかり関心してしまいました。

一番最初に出た「化物語」を見てみると出版したのが2006年と書いてありました、そこから8年たって完結、

長かった・・・寂しいようなうれしいようなそんな気持ちです。

まあ読んでただけの私が言うのもなんですね、作者さまの苦労を思えば楽なものです。

西尾維新先生はこれだけじゃなく並行して他のシリーズも書いておられるんですから凄いです(@_@;)

ただ・・・・凄いスピードで書かれているのは分かってますが、・・・・止まってしまっているシリーズもあるんですよね・・・・

いやいや・・・別に催促してる訳ではないですよ・・・・・(;一_一)

・・・・ただ・・・・ね?

・・・・気になるなーって・・・・・思って・・・・・(-_-メ)

・・・・・・

まあいいです!新しいシリーズも始まってますし、それも凄く面白かったですし。

またつづきが楽しみです。

まあなんにせよお疲れ様です、完結おめでとうございます。

8年間で13巻内容はたった一年間のできごとですけど面白かった~複雑な人間関係や出来事を忘れず祖語が出ないようによく組み立てられるな~と毎回、本当に関心してしまいます、凄いです!

また最初から読みなおしてもいいかも。

・・・・と思っていたら、あとがきの次のページにネクストシーズン「接物語」・・・・・

ってまだ続くんかい!


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「ラリルレ論」 野田洋次郎・作

頭では分かっていても体が言う事を聞かない時ってありますよね。

プールから飛び込む時、本当は頭から行かなきゃダメなのに、怖くて結局、お腹ビターン!ってなったり。

今日からダイエットっしようって思ってても、ついついお菓子を買っちゃうとか。

私は今まさにそんな状態なんです。

だめだ!って思ってるんですけど・・・・・・・・どうしても

どうしてもRADWIMPSの野田洋次郎の顔がお笑い芸人のゆってぃに見えるんです。

いや、ちゃうねん!、多分、並んでみたらそんなに似て無いはず、背の高さも違うと思うので。

ちなみに、RADWIMPSは日本のロックバンドで、野田洋次郎はそこのボーカルをしています、大ファンです。

でも、テレビを見ているとき、ふと、本当にふと思っちゃったんです、似てるなって。

それで、自分でなんでやねんって突っ込んで、洋次郎に謝れ!って心の中で思ってたんです。

でも、一回思ってしまい、しかもだめだ!って思うと余計に気になってしまうもんです。

たまにあるんです。

たとえば、オカマさんがバレーのチームを作り国体を目指す映画「アタック・ナンバーハーフ」を見た時、途中、そこに出てくる軍隊上がりのオカマさんが、女装した平井堅にしか見えなくなって、お腹がよじれるほど笑ってしまったり。

性転換したロックミュージシャンの半生を書いた「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」と言う映画を見た時も、主人公が途中で、ウッチャンナンチャンの内村さんにしか見えなくなって、しかも化粧してない時が最高に似てて、音楽とストーリーは感動的で素晴らしい物だったのにその所為で、話が途中で頭に入ってこなくなり、感動していいのか笑っていいのか複雑な感情のまま終わってしまったこともあります。

いや、誰も悪くないんです、作り手もそんな意図で作ってないし、役者さんも似せたつもりも無い、私が1人で罠を仕掛けて1人で嵌って、一人でのたうち回っているだけなんです。

そんな感じで、今回も、遊びのつもりで会っていた男に嵌っていく昼顔妻のように、ツボに嵌ってしまいました。

最終的には、ゆってぃを見たら少しドキドキしてしまったり、洋次郎を見たらふふって笑ってしまったり、本当にごめんなさい、(土下座)

それでも、さして問題は無かったんです。

誤解しないで欲しいのですが私は本当にRADWIMPSの大ファンです、日本のロックバンドでどこが一番好きかと言われたら、RADWIMPSって答えるほど好きです。

オリジナルTシャツを作ってしまったくらいです。

CIMG0841 (480x640)

写真から描き起こしました

CIMG0842 (480x640)

好きな歌詞も書いてみました。

クラフトワークスKyotoのくらカラーで描きました。気合バッチリのブログも書きましたのでよろしくおねがいします。(宣伝)

話を戻します。

好きなのはあくまで音楽なので、曲が聴ければ満足だったし、iPodに入れて毎日聴いていましたし、PVなんか見たところでそんなに長いものじゃないですしね。しかも、ゆってぃに関しては、ご本人にとっては災難なんでしょうが、テレビで見る事も少なくなっていきました。

だから、この問題は解決したと思っていたんです。

ところが映画です。

そう映画、今回紹介する本「ラリルレ論」にもこの映画の事が書いてあります、そもそも、この本自体、映画に合わせて出版されました。

それはRADWIMPS野田洋次郎が主演の映画「トイレのピエタ」です。

手塚治虫が死の縁まで綴っていた日記をもとに書かれた映画だそうで、癌に侵された主人公と女子高生の交流を書いたストーリー、もうこれだけ聞いただけでも感動できそうな内容の映画です。

もうおわかりですね?

そう、野田洋次郎がスクリーンの大画面に映るのです。

映画の途中で洋次郎がゆってぃに見えて、面白くなったら・・・・・やばい・・・・。

~脳内会議~

映画好きな私: え~そんなんで話しに集中できんの?あんまり見に行くきになれへんな。

音楽好きの私: そんなこと無いよ!本にも書いてあるけど本当に思い入れこめて作ったはるのわかるし、洋次郎が出てるんやからいいもんに決まってるやん、しかも新曲が聴けるねんで!絶対行かんと。

お笑い好きの私: え!ゆってぃが映画に出るん?見たい見たい!(混乱)

賛成多数で可決、民主主義ですな。

そんな訳で見に行く事は確定なのです。

もし映画館で、感動してるんだか笑ってるんだかわからん顔をした変な女がいたら私だと思うので、見ない振りしてそっとしておいてください。よろしくお願いします。

まあ、洋次郎も言っています。

ちっちゃいことは気にするな、それ、ワカチコ、ワカチコ~

・・・・あれ?

そういえば、本の紹介をあまりしていませんでした、すいません。

今回の本は野田洋次郎・作の「ラリルレ論」です、去年のツアーの事から映画に出演しているところまでの期間の日記を一冊の本にまとめたものです。

ツアー中のリアルな心情変化や感動した事、映画に出て役を演じた事に付いて綴っています。

去年のツアーは東日本大震災で中止になったコンサートのリベンジでもあって、震災で傷ついた人達にどうにか力になりたいと言う気持ちが伝わってきて感動します。

ライブの話も沢山読めてライブに行った人には嬉しいのではないでしょうか。

ファンなら読んでおきたい一冊です。

まだ、映画は見ていませんが、これを読むかぎり映画にも期待できそうですし、曲も楽しみです。

もし、映画を見に行こうと思っている方は、ぜひこの本を読んでから見に行ってください。 「ラリルレ論」 野田洋次郎・作

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「人類最強の初恋」 西尾維新・作

「愛してくれたら死んでもいいぜ」

と帯に書いてある、この本は、出るぞ、出るぞと言われて三年くらい出なかった本なんです。

流石にそこまで出ないと、なんだかもう出ない物だと思っていたのに。

うっかり出てしまうと吃驚して、買ったはいいけどちょっと読まずに置いてました(ツンデレ?)

そして最近やっと読み終わりました。

そうして思うことは、やっぱりこのシリーズは面白いな~ってことです。

この本「人類最強の初恋」は西尾維新のデビュー作の戯言シリーズのスピンオフの新シリーズです。

少しややこしいのですが、戯言シリーズにはもう一つスピンオフシリーズがあり、それは人間シリーズというのですが。

それが私が初めに読んだ西尾維新の本でした。

読んでいる途中でスピンオフ作品だと気づいて読み終わってから戯言シリーズを読み始めました。

その時は西尾維新の戯言シリーズは完結には至っていないまでも、ほとんど出版れていて、今まで読んだことのないミステリーだったので、面白くて夢中で読んだのを覚えています。

今、書いていて思い出したんですけど、戯言シリーズってミステリーだったんですよね・・・・・

シリーズが進んで行く内にミステリー要素が薄れて、なんだかバトル小説みたいになって行ったんですよね、面白いからいいんですけど・・・・(;一_一)

今回、紹介する本「人類最強の初恋」はもう完全にバトル小説です。

ミステリ要素は無いです。

ストーリーはタイトルにほとんど書いてありますが、戯言シリーズに出てきた、人類最強の請負人、哀川潤の初恋(?)です。

世界一強い女性の世界を巻き込んだ恋愛バトル小説です。

バトル小説で恋愛物?と思われるかもしれませんが、そこらへんは読んでみればわかります。

結構タイトル詐欺です(笑)

でも間違ってなくも無いんですけどね・・・・帯のセリフも間違ってない・・・・・まあ面白いから良いんですけどね(笑)

読んでみればわかります、気になった方は読んでみてください、スピンオフのシリーズですが、これだけでも十分読めます。

まあ、私も戯言シリーズを最後に読んだのが、何年も前なので細かい設定や登場人物を忘れていて。

何回も「・・・・・・これ誰やったけ?」ってなりましたが、最後まで楽しめました。(笑)

西尾維新の本は取りあえず捻ったストーリーと面白い展開が秀逸です。

その割に読みやすいので癖になります。

でも読むと止まらなくなるのでご注意!!

「人類最強の初恋」 西尾維新・作 講談社














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「さよならドビュッシー」 中山七里・作

「さよならドビュッシー」は第8回「このミステリーがすごい!」で大賞を取った作品です。

実はこの前に「連続殺人鬼カエル男」を読んでいて、凄く面白かったので、同じ作家さんで違う作品がないかと探したら。

「さよならドビュッシー」が面白そうだなと、しかも「さよならドビュッシー」と「連続殺人鬼カエル男」は「このミス」で同時出品されてなおかつ最終選考まで残った作品だという事が分か、り読んでみました。

同時に二作品を出品したのも凄いですがもっと凄いのは読んでみたら分かるのですが、どちらの作品も雰囲気が全然違う所です。

「連続殺人鬼カエル男」は社会派ミステリーなのに対して「さよならドビュッシー」は爽やかな青春ミステリーになっています。

「さよならドビュッシー」の本の最後に大森望さんが解説を書かれているのですが、そこにはこの小説はまさにスポ根マンガの様だと書かれています。

読んでみ見るとまさにそうで、「連続殺人鬼カエル男」は読んだ後も嫌な気持ちしかしないとても面白い小説だったのに対して「さよならドビュッシー」は結末は結構後味が悪いのに爽やかな気持ちになるという矛盾した内容になっていました。

でもよく読むと共通するワードがあったりしてそれを探しながら読むのも面白かったです。

この小説はピアニストを目指す遥という16歳の女の子が祖父と従姉妹と共に火事に遭い、一人だけ生き残ったものの遥は全身に大火傷を負ってしまう。それでもピアニストになる夢を諦めずに。コンクール優勝をめざして頑張るが、周囲で不吉な出来事が次々とおこりやがて殺人事件まで起こってしまう。はたして犯人は誰なのか、と言ったストーリーです。

16歳の女の子が頑張るこのワードだけでもう爽やかさがが滲みでています。

それが更に大怪我をしたにも関わらずそれに立ち向かいコンクールに出場出来るまでに回復していくのです。ミステリー要素がなかったとしても十分に読めます。

しかも小説で音楽を表現するっていうのはかなり難しいのに、この小説は、読みながらまさに音楽が聞こえそうなほど素晴らしい表現が並んでいて感動しました、これだけでも読む価値ありだと思います。

ただ、読む時は一気に読んでしまった方がいいかと思います、時間を空けると、容疑者が少ないので消去法で犯人の検討がついてしまう可能性があります。

おかげで私は最後そんなに驚けなかったので・・・・(@_@;)

熱い夏は終わってしまいましたが、この“スポ根マンガ”小説で熱い気持ちを思い出してみてはいかがでしょうか。

お勧めです。

「さよならドビュッシー」 中山七里・作



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