本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ガソリン生活」 伊坂幸太郎・作

私の部屋にはまだ読んでない本の山、積ん読の山があります、かなりの山でもう一生踏破はできないのではないかと、半場諦めています。なんせ読む端からまた新たな本を買ってしまうので全然山が崩れないのです。

さすがにまずいと思ってたまに整理してます、これから先、多分読まないだろうなと思う本とか、なんで買ったか思い出せない本なんかは捨ててるんですがなかなか減りません。

でも、私は買うのをやめません!なぜならそこに本があるから!

というわけで、山になっている本の中から、最近買ったけど読まずに溜まってきた、伊坂幸太郎さんの本の山を片付けようかと思います。

題して「伊坂幸太郎祭!」

伊坂さんの本は大抵どれも面白いので後でゆっくり読もうと思って置いておくのですが、いつか読もうはいつまでも読まないになってしまいがちなので、溜まりに溜まってしまってました。

なので、今回から伊坂幸太郎祭りを開催したいと思います。

因みに溜まってた本はこちら、「ガソリン生活」「PK」「残り全部バケーション」「バイバイ、ブラックバード」「首折り男のための協奏曲」それからエッセイ集の「仙台ぐらし」です。

まあこれだけ読んでもまさに氷山の一角といったところなのですが、本の山が減ったら減ったでなんか寂しくなってまた買ってしまうので、あんまり意味はないんですよね(笑)

というわけで今回読んだのは、「ガソリン生活」です。

この本はある一家の車、緑色のデミオが主人公です、車の視点で家族が巻き込まれるある事件を書き出されています。ストーリーは、ある日、偶然有名な女優を車に乗せた所から色々な事件が巻き起こる、それを車という特殊な視点から書かれています、とても面白かったです。

車達がおしゃべりするので、さしずめ、大人向けの機関車トーマスといった感じです、もちろん起こる事件は大人向けの社会派な内容です。

メディアの問題、インターネットの恐ろしさ、夫婦間のDVやモラルハラスメントの問題なんかを取り上げています。

新聞で連載していた所為か最初は少し冗長に感じましたが、読んでいく内になれますしのんびりした車達の会話が面白くて最後の方にはもっと読んでいたいなと思います。

そう、車がかわいいんです、主人公の緑のデミオもそうですが車達は基本的にけなげで優しい、ご主人様が乗ってくれると嬉しいし少しでも車に傷が付くと捨てられるのではないかと怯えるんです。

車の世界にも色々あって、車輪の数は重要らしく車輪が二つしかない自転車やバイクは知能が低いのか会話ができないのです。ちなみに車どうしは会話しまくり、どちらかというと噂話しが大好きで、人間の知らないこともよく知っています。
逆に車輪の数が多い列車や電車は尊敬されていて踏切の先頭に立って貨物車の数を数えるといい事があるとしんじられています。飛行機に関しては謎で、まず車輪の数がわからないし喋った事のある車がいないのでわからないのです。

こういった人間以外が主人公の話は読む方にとっては面白いですが、書く方にとっては大変だろうなと思います、なんせ全然人間とは感じ方も視点も違うので想像ですべて世界を違和感無く、作り上げないといけないのです。

そう言う意味でこの本は本当に自然に物語に入れて楽しめます、こういう物が主人公の本はたまに面白かったのは宮部みゆきの「長い長い殺人」がおススメです、こちらは財布が語り手になって物語が進みます。

たまには人間とは違う物になった気分になってみてはいかがでしょうか?お勧めです。



ガソリン生活ガソリン生活
(2013/03/07)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

コメント

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

  • 2015/09/18(金) 17:08:49 |
  • URL |
  • 藍色 #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kinusayaenndou.blog.fc2.com/tb.php/92-85d23a32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「ガソリン生活」伊坂幸太郎

大学生の望月良夫は愛車のデミオ運転中に、 偶然会った女優の翠を目的地へ送り届けることに。 だが翌日、翠は事故死する。 本当に事故だったのか? 良夫とその弟で大人びた小学5年生の亨は、 翠を追いかけ回していた芸能記者・玉田と知り合い、事件に首を突っ込み始める。 姉、母まで望月一家が巻き込まれて、謎は広がるばかり――。 朝日新聞夕刊の人気連載が待望の単行本化。 物語の語り手はな...

  • 2015/09/18(金) 16:58:13 |
  • 粋な提案

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。