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「書くことについて」 スティーヴン・キング・作 「冲方丁のライトノベルの書き方講座」 冲方丁・作

誤解しないでいただきたいのですが、私は小説を書こうとか思ってはいません。

よく本を読んでいるので、たまに「小説書いたりするの?」とか聞かれるがそんなことはありません。

こんな本を読んでおいてあまり説得力は無いですが、基本的に私にとって読書は趣味であり暇つぶしであり最高の娯楽なのです。

正直もし、仕事にでもなったら読むのも楽しく無くなり、小説自体を嫌いになりそうなのでできればしたくない。まあ、書けもしませんが(笑)

学生のころから作文は一番苦手で嫌いでした、読書感想文も気が重かったですし、このブログを読んでいただければ、文章があまり上手くない事もわかっていただけると思います。

最初のブログよりは、手慣れてはきている気はしますが、それでも毎回絞り出すように書いています。

「書くことについて」でスティーヴン・キングが書いていたのですが、文章を書くにはある種のリズム感が必要だと言っていました、なるほど確かに私は歌や音楽を聴くことは好きですが歌ったり演奏する事は苦手で、私にとってカラオケ店は拷問部屋と変わりが無いです。

頭の中では上手い事歌えてるつもりなんですが、実際に歌ってみるとなんか変な雑音が聞こえる(笑)

文章も頭で考えている時は上手い具合にまとまっているのに実際に書いてみると支離滅裂なものになってしまう、もしくは何も出てこない事が良くあります。

小説を読むのはあんなに簡単なのに文章を書くとなるとなんでこんなに難しいんでしょうね?

読んだのはまず、「冲方丁のライトノベルの書き方講座」です、好きな作家さんだったので、取りあえず買って置いてたので読んでみたら、冲方丁さんの小説の中でも一番好きな「マルドゥック・スクランブル」がどういう経緯で書かれたのかとか、アイデアメモのような物も本にのせられていて面白かったので、似た本を探したところ、これまた好きな作家の一人であるスティーヴン・キングが書いた「書くことについて」を見つけたので読んでみました。

こちらも以前読んで面白かった「ミザリー」の書かれた経緯や切っ掛けや最初は違う結末だったとかのエピソードが書かれていて凄く面白かったです。

スティーヴン・キング・作の方は前半は回想録のようなもので、小説を書き始めたきっかけやどういう経緯でデビューしたのかとか、読み物としてもとても面白かったです。

後半は具体的な文章の書き方や練習のしかたがかかれています、「冲方丁のライトノベルの書き方講座」でも書かれているのですが、既存の小説をまる写しするのは共通して有効な文章の練習方法のようです。

面白いのは、あとの練習方法や書き進め方は違いがあるというところですね。

「冲方丁のライトノベルの書き方講座」はタイトルどおりライトノベルの書き方で、まあだからといって大きな違いがあるわけではないのですが、ここでは、よくある質問に答えたり、冲方さんの小説の書き方や進め方を紹介しています。

冲方さんは設定やプロットをしっかり作ってから進めましょうと書いてあるのに対し、スティーヴン・キングは設定をきめたらとりあえず書け、プロットはなくてもいい、と書いています。

まあ、ライトノベルとホラー小説ならではの違いなのかもしれませんが、スティーヴン・キングは「ストーリーとは地面に埋まっている化石みたいなものですでに出来上がっていて、小説を書くとはそれを掘り起こす作業が大切なのだ」と書いています・・・漠然としてます、最終的には「後は直感にまかせて、書いていくだけだ!」と締めています、直感って・・・それが一番難しい気がしますが・・・・

そういえば彫刻家のミケランジェロも「私は石に埋まっているものを掘り出しているだけだ」みたいな事を言っていた気がします、天才は言うことが違いますな。

あと、驚いたのは一回書いた後も何回も書き直ししなけれならない所です、削ったり足したり2次稿4次稿は当たり前みたいです。

今ならパソコンで直すのも楽でしょうが手書きやタイプライターの時代はもっと大変だったろうな、と思いました。

「冲方丁のライトノベルの書き方講座」にはもう少し具体的に書き進め方を紹介してます。

大事なのは起承転結、キャラクターは被らないように作る、プロットと設定をちゃんと作る。かなり理論的に説明しています。勿論それをすれば絶対上手く書けるというわけではないですが、これを守ればある程度の話は書けそうではあります。

二冊の本に共通して言っているのはとりあえず書けるだけ本数、小説を書けという事です、批判するようなことを言われて辞めるようならそれまでだというようなことも書いてありました。

厳しいですね~(⌒-⌒; )まあ、二冊とも本気で作家になりたい人に向けて書かれているので当たり前かもしれませんが・・・

どちらの本も面白かったですがスティーヴン・キングの「書くことについて」は読み物としても面白く、特に奥さんとのエピソードは素敵で、愛し合ってるんだな~というのがよくわかります、ラブラブです、ご馳走さまでしたって感じです。おすすめです。

これを読んで作家になりたいとは思いませんでしたが、ちょっと小説を書いてみようかなとは思いました。




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