本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

厭な小説 京極夏彦・作

ハードル上げるな~(@_@;)

今回紹介する、「厭な小説」を屋で見つけた時に思ったことです。

厭な事は人それぞれあるわけですし、「厭な」と言われると読む前にかまえてしまいます、そうするとやはりそれだけ読んだ時の衝撃は和らいでしまいます。

芸人さんが面白い話すると言って話し始めるのと同じです。

なので、ハードル上げるなーと思ったのです。

しかし、作者が京極夏彦です。

京極夏彦さんの小説で今まで面白くなかった事がありません、なので否応なしに期待してしまいます。

それで、わくわくして読み始めたのですが。

いやな小説!!

っ当にっ当に、文字通り厭な小説でした。(-"-)

逆に清々しいぐらいでした、いや全然清々しい気持にはなりませんけど(笑)

読み終わった後は変な達成感はありましたけどね(笑)

やっと終わった~(+o+)って感じです。

厭な小説」は7の短編からなるです、それぞれの主人公はどこにでもいそうな一般人、30代~50代の主婦やサラリーマンです。

本当に身近に起こりそうな設定なので身につまされるというか、想像がし易いので、厭な感じが肌にせまってきます。

ありとあらゆる厭な事が出てきます、よくこんなに思い付くな~と思うぐらい厭なことが並べ立てられてます。

厭なことしか書いてないし、厭なことしか思い出せません。読んだ後も1日は厭な感じを引きずります。

最初のころは、短編1篇に対して回復に1日かかりました。

ちょっとした罰ゲームです(笑)

装丁も凝ってます、

カバーは焼けて破れて見るからに煤けた感じに印刷されています。

中のページは10年くらい日に当てたみたいに焼けていて、たまにぺしゃんこになった虫が挟まったみたいな印刷もされていて芸が細かいです。

まあ厭な感じなんですが(笑)

そして何が一番厭かというと、ちょっとでも読み出すと、文章が引き込まれるので1行でも読むと止まれないところです。

絶対厭なことが起こるし、絶対厭な結末しかないのに続きが気になって一気に全部読んでしまいます。

そして、最悪な気分になるのです。

いいことが一つもありません。

ちょっとした罠です。

・・・ここまで書くと、内容が気になりませんか?

気になるでしょう?

どれだけ厭なのか?

それは、読まなければ解りません!

丁度今は文庫化もされているので、手にも取りやすいです。

そして、私と同じように厭な気持になって下さい・・・・フフフ(ゲス顔)

・・・・・あ、私いま凄い厭な奴ですね・・・orz

厭だ―!




厭な小説厭な小説
(2009/05/14)
京極 夏彦

商品詳細を見る













スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kinusayaenndou.blog.fc2.com/tb.php/45-6297ee2f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。