本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

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ウツ妻さん 早川いくを・作

鬱にはおおまかに分けて二種類あるらしい、一つは緩慢型、徐々に病が進行して悪化するタイプ、そして突発型、ある日突然にやってくる、しかも一番最悪の状態になるらしい、そうなると本人は病気の自覚もなく、自殺を選ぶらしい。

そう考えると、なぜこの人が自殺を?という人はもしかしたら鬱だったということもあるかもしれないということである。

この事は、今回の本とは別の本に書いてあったのですが、多くの自殺は突発性の鬱ではないかと推察されていました。

鬱は最近やっとメジャーになってきた感じがする病気ですが、聞けば聞くほど恐ろしい病気です、まず自分ではなかなか気付けない、あと完治しないこと、一人一人症状が違うので薬の処方が難しいなど。

実際に鬱になったことがないのでわからないですが他にももっと色々大変な事があると思います。

もし、凄く嫌いな奴を病気にすることができるなら鬱病にしてやろう、と思うぐらい恐ろしいです。

こんな、想像をした自分も恐ろしいですが・・・~_~;

今回読んだ本「ウツ妻さん」はそんな鬱病になってしまった妻の事を書いた本です。

作者は早川いくをさん、「へんないきもの」という本を読んで知ったのが最初でした、こちらの本も大変面白かったのでお勧めです、本当にいるのか存在自体を疑うようなへんな生き物を紹介した本で、一度読み出したら止まらないこと請け合いです。

意味不明な生態やマンガみたいなホルムの生き物を突っ込みを交えながら紹介している本なのですが。

今回もある意味不思議な生き物、鬱になってしまった妻の事を観察しながら書いた本とも言えるのかもしれません。

鬱になったと書くと、大変暗いイメージだが、この本はそれをあまり感じさせないし、なんなら笑えるところも多々あるのだ。

たとえば、妻のトトコさんが鬱病になってからしばらくしてハマったのが特撮ヒーローの「愛の戦士 レインボーマン」

きっかけはレインボーマンに出てくる悪の組織「死ね死ね団」のテーマソングだそうです。

最近では見られないかなりダイレクトなタイトルの歌です、歌詞もかなり衝撃的です、すかさずYouTubeで確認してしまいました。

 ♪死ね 死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ
 黄色いブタめをやっつけろ 金で心を汚してしまえ
 死ね(あー)死ね(うー) 死ね死ね
 日本人は邪魔っけだ
 黄色い日本ぶっつぶせ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 世界の地図から消しちまえ 死ね!
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

こんなに死ねを連発して書いたのは初めてです(笑)。

メロディ自体はポップで楽しげなのですが、歌を聞いてみていただければ分かるのですが、かなりはっきりくっきり 死ね って発音していてびっくりしました。

昭和47年に放送していたらしいので、わずか41年ほどまえです、

それを、テレビで子供向けの番組として放送していたのです、当時の人たちの懐の深さをうかがえます。

それに比べて現代の日本人の尻の穴の小ささといったら、抗議行動をテロと言った大臣がいたり、それにやたら過剰に反応するだけのマスコミ。

見苦しいのひとことですね。

話が逸れてしまいました。

とりあえず妻のトトコさんはこれを聞いて特撮ヒーローにハマってしまい、特撮ヒーローをむさぼり見る毎日になったそうです。

他にも、ぬいぐるみを買い与えてみたり、拾ったヤドカリを飼ってみたり。

こんな風に鬱病になってにまったトトコさんを治すべく色々奮闘した経緯を笑いを交えて紹介しています。

もちろん本人と奥さんのトトコさんは大変だったと思います。罹っていたお医者さんがどう見ても鬱病に罹っているらしいというハプニングがあったり、喧嘩して怒鳴って物を壊してしまったり。本にはあまりかかれていないですが、他にも色々あったとは思います。

それでも、妻のトトコさんがうつを克服できたのは作者の旦那さんと家族が辛抱強く見守っていたからだと思います。

現在、日本には15人に一人は鬱病患者がいるそうです。

こうして見ると、鬱病は身近な病気でいつ自分が罹ってもおかしくない数字です。

でもこの本を読んだら、もしうつになってしまっても大丈夫な気がしてきました。・・・たぶん(笑)




ウツ妻さんウツ妻さん
(2013/10/16)
早川いくを

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