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「小説 素敵な選TAXI」 バカリズム・作

ドラマを見ていたという人ならお分かりかと思います。今回読んだ本はバカリズムさんが脚本でドラマをしていた「素敵な選TAXI」のノベライズ本です。

それにしてもこれは、ノベライズ本でいいと思うんですが、どうなでしょうね?作者がバカリズムさんなので原作と言ってもいい気もするし、でもドラマの方が先に出ていたのでおそらく脚本が先でしょう。

となるとやっぱりノベライズ本ということになるのか・・・・微妙な選択です、原作というのとノベライズ本というのとはなんかニュアンスが違う。

なぜか原作本となると微妙にノベライズ本より格というかイメージが良い感じがする。

いや、あくまで感じですけどね。

映画とかでも「あ~この映画の原作は読んだことあるわ」みたいなセリフはなんだか原作を読んでた方がなんか偉そうです。まあ私もよく言うんですけど(笑)

まあ、どっちでもいいんですけど。内容はドラマとほぼ同じです。ただ私はドラマは一話しか見ていないんですよね、本当は全部観たかったんですけど、時間の関係で見れなかったんです。

それで本が出てたので買って読んで観たと言うわけです。なので一話は本もドラマも同じだったのでおそらく同じだろうと思います。

なのでドラマを観た人はこの本の内容はわかっていると思います。

話は一話完結で進みます。過去に行ける不思議なタクシーと運転手の枝分さんが中心になって話が進みます。

ストリーだけ見るとタイムトラベル系のSFのようですが、なぜタクシーがタイムスリップできるとかの合理的な説明とか意義みたいなものは全く説明してくれません。

とりあえずタクシーがタイムスリップできます、おそらく選TAXIというタイトルありきだと思います(笑)

なのでSFだと思って読んだらがっかりするかもしれません。どっちかっていうとコントに近いかもしれません、さすが芸人さんが書かれただけあるといった感じです。

もし同じ設定で他のSF作家さんが書いてもこうはならないだろうと思います。きっとそこらへんもこじつけても細かく設定してしまうだろうに、この小説はかなり大事なところをあらかさまにふわっとさせててSFを読み慣れている人間にとっては凄いなと思わざるおえません。

SFにこだわりがある人が観たら大いに突っ込まれそうで私なら怖いです。

でもそれがまた面白い、あんまりにも大胆にふわっとさせているので逆に納得させられたというか、まあいっかとなってしまいました(笑)

あとストーリーとは関係がないのですがちょいちょい出てくる作中のドラマが面白いです。一番出てくるのが「犯罪刑事」刑事だけど犯罪を犯していて、だけど刑事というわけのわからん刑事が出てくるドラマです。まずストーリーが想像できないんですが、ストーリーはわからないまま共犯刑事とか不良鑑識とか冤罪刑事とか出てきて混沌としてきたかと思ったら最後に出てきたのは普通の刑事とか完全に遊んでて面白い。他にも「初老の惑星」とかどんな話やねんと思うような小ネタが満載でそこらへんはやっぱり芸人さんが作っただけあるな思いました。

あとはタイムスリップする時にいまいちタイムスリップ感が無いということで、お客さんに突っ込まれてそれを枝分さんは気にして色々工夫しようとするんですがそれが結局最後までうまくいかずに終わるという小ネタも面白い。

変なゴーグルつけたりタイムスリップ感のある音を流してみたりわざわざトンネルをくぐってみたりするんですが、その度にお客さんに突っ込まれて、枝分さんはその度に凹みます。

それが本当にコントみたいで面白い、笑わすって難しいのにそれが文章でもできているのがまた凄いです。ストーリーも面白いし小ネタでも笑えるのでずっと退屈せずに読めました。

読んでみて思ったのはドラマを見るよりは時間短縮になるなということです。一話を観るのと読むのではかかる時間がだいぶ違うんです。

ドラマは一時間です、CMを抜いても四、五十分はかかるでしょう、でも小説だと一話三十分はかかりませんでした、正確に測ったわけではないのでわかりませんが二十分ぐらいといったところでしょうか。

なのであまり時間がないけどこのドラマが気になっていたという方は小説の方がお勧めかもしれません。

まあ、でも俳優さんのかっこよさとか演技の素晴らしさを見たい場合はドラマの方がいいとはおもいます。特に主役の竹野内豊さんはあんなイケメンやのにコミカルな演技が面白かったですもんね、私は小説を読んで、やっぱりドラマが観たくなりました。

時間があったら、レンタルかなんかで観たいなと思います。

お勧めです。


「小説 素敵な選TAXI」 バカリズム・作


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