本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「羊たちの沈黙」 トマス・ハリス・作 菊池光・訳

この小説を読もうと思ったのはこの間読んだ「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅」を読んだのがきっかけです。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅」には六本目の指、多指症がキーワードになっているんです。その中で「羊たちの沈黙」のレクター博士も六本目の指があると名前が出てきて。

あ、そういえばだいぶ昔にトマス・ハリス・作の「羊たちの沈黙」を買って積ん読したままやったと思い出して、本の山から引っ張り出してきて読んでみました。

いい機会になりました。本当に六本の指があるのか確かめてみたかったし、それがどういう風に作品で扱われてるか気になったので、「多崎つくる」では結構重要なキーワードだったので。

でも確かにレクター博士は六本目の指があるという表記はありました。でも特にその後はそのことが出てくることなくてそれが関係することはなかったです。囧rz

なんで六本目の指がある設定にしたんやろ( ;´Д`)

まあ、「羊たちの沈黙」はシリーズで前作はレクター博士を捕まえる話だったので、そこらへんで意味があったのかもしれません。

面白そうなのでそっちも読んでみたいと思いました。

買ったのはだいぶ昔で、いつ買ったのかも忘れてしまいました。ちなみに今回読んだ文庫は2000年出版でした。

やっぱりそれだけに内容は時代を感じる表記が多かったです。例えば、指紋を取るシーンがあるんですが、それを照会するためにはファックスを使って全国に送るという手法を取っていたりして。

読んで「おお、ファックス!」ってなりました。あとは男性の同性愛者のことをホモと表現していたりですね、最近だとホモって言葉は差別用語ですからね、なかなか見ないし差別的な使い方しかされないので逆に新鮮でした。ちなみに本の中では特に差別的な使われ方はされてはないです。

「羊たちの沈黙」は映画が有名だと思います。レクター博士役をしたアンソニー・ホプキンスは印象深かったと思います。

映画も面白かった、私が見た時はだいぶ昔で内容は正直忘れてたんですけど、衝撃的だったのは覚えています。

多分この映画がきっかけで異常犯罪物が注目されて作品として出てきたような気がします。

この間読んだ「ON オン猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」シリーズの「CUT カット猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」も影響を受けたんだろうなと思いました。

かなり似てるところがあります。人間の皮を剥いで服を作ろうとするところとか主人公が女性で女性の視点、ファッションとかその知識で犯人逮捕に繋げるところとかが共通してます。

それだけこの小説は影響力があったんだと思います。

ストーリーは世間では何人もの女の人を皮を剥いで殺している殺人鬼、バッファロウ・ビルが現れる。犯人は見つからず捜査は行き詰まるが、九人の患者を殺して収監されている精神科医のレクター博士からヒントをもらい、主人公のスターリングは捜査に乗り出すといったお話。

さっき映画を見たのがだいぶ昔で内容も結末も忘れていたと書きましたが、おかげで初めて読んだかのように楽しめました(笑)

忘れっぽいというのもこういう時に役に立ちますな٩( 'ω' )و

ジャンルはミステリーですが、ホラーとしても読めます。スリルがあってまさに映画にするにはぴったりだと思いました。

でも、改めて小説を読んでみて思ったのは、皮を剥ぐとかかなりグロテスクな内容ですが、そんなにグロテスクなシーンはありませんでした。

どちらかというと「CUT カット猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」の方がグロいシーンが多かったです。

「羊たちの沈黙」の表現方法はかなり迂遠で分かりにくい表現もあってそこらへんは読んでてちょっとっていうか何度か意識が遠のきかけました(笑)

丁寧に説明はしてくれないので疲れている時はおすすめしません。(笑)

あと、そんなにグロテスクじゃないといっても結構暗いしグロイところはあるのでそういうのが苦手な人も気をつけてください。

そうでなければおすすめ、結構昔の小説ですが今読んでも十分楽しめます。

おすすめです。


「羊たちの沈黙」 トマス・ハリス・作




スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kinusayaenndou.blog.fc2.com/tb.php/164-d348ba2d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。