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「人間椅子」 江戸川乱歩・作 *ネタバレあり

「怪人二十面相」を読んだので次は「人間椅子」が面白そうだと思って読んでみました。

・・・・ギャップ!!

「怪人二十面相」と「人間椅子」のギャップが凄い!

まあ「怪人二十面相」は児童書なのでしょうがないですが、それに対しての「人間椅子」のエロキモ具合が凄い。

高低差ありすぎて耳キーンなるわ!!ってなりました(笑)

いやーキモかった。何て言うか微妙なキモ具合。

まあ「人間椅子」なんてタイトルからしていかにもなタイトルの小説ですからそれなりに覚悟はしていましたが。あんなにキモいとは。

キモくて怖かったです。

ストーリーは外交官の妻であり作家である佳子のもとに小説が送られてくる。その小説のタイトルが「人間椅子」なのです。それを読んでいくと・・・・恐ろしいことが・・・

といったお話です。

人間椅子なんてタイトルなのでおわかりかと思いますが、簡単に言うと椅子に人間が入ってます。

ここからはネタバレになるのですが、佳子のところに送られてきたその小説にはある男の独白で進められます。その男は顔が醜く貧乏でその事に不満を持っていて椅子を作る職人をやっています。ある日、外国人にも合うよに大きな椅子を作るように依頼され作るのですが。作り終わったときにこの大きな椅子なら人が隠れられると思いついて、それを実行します。

椅子に隠れた理由は盗みを働くためですが男は椅子に入っている時に人が座る感覚が気持ちよくて病みつきになってしまいます。

そんな風に話は進むのですがその椅子が売られてしまって話はおかしな方向に向かいます。

まあ椅子に潜んでるって時点でかなりおかしいんですけど。

まあ、予測は着きましたがその椅子はその小説が送られた佳子さんのところに買われたのです。しかも佳子さんがいつも座っている椅子がそれなんです。

ゾゾっとします。男の口調も理性的で理路整然としてるから余計怖い。

なんなんでしょうねこの微妙ないやらしさと気持ち悪さ。

特に痛い思いも損失もないのにものすごく何かを失った感じがします。

佳子さんはそれはもうキモっ!!てなってパニクらはりますしかし結果は全部創作であとから作者から手紙がきてこの小説はどうでしたか?っていうネタバレをしてホッとして終わります。

この話はKindleで江戸川乱歩の小説の版権が切れたのでただで読みました。

短めの短編なんですが、そんな感じで話は二転三転してとてもスリルがあって最後のどんでん返しまでずっと引き込まれて読む手が止まりませんでした。

いやー他の作品も俄然読みたくなりました。楽しみです。♪( ´▽`)

そういえば「人間椅子」で最後、気になることが。

結局送られてきた小説は最初から最後まで創作だった訳ですが、でもそれは夫人の佳子さんが椅子を買ったという事を知ってないといけないわけなんですよ。

佳子さんはだからこそ驚いてパニクらはるんですけど、ということはその大きは椅子は買っていたのは事実なんです。

しかしそれをどうやって知ったのかっていうのが問題になるんです!

それを思い付いてまたゾゾっとしてしまいました。( ̄▽ ̄;)もしかして・・・本当は創作ではないのでは・・・・

ということで「人間椅子」面白かったです。

もし読みたい場合はスマホのアプリ青空文庫でも読めますので気になる方は読んでみてください。

おすすめです。



「人間椅子」 江戸川乱歩 Kindle版






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