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「少女」 湊かなえ・作

湊かなえの作品ほど読んで、小説で良かった~って思う小説はないです。

こう、なんて言うか悪意がぎゅっと凝縮されたような湊さんの小説を読んでると、リアルなストーリーと怖い展開に本気でぎゃー_:(´ཀ`」 ∠):ってなって。

読み終わった後、小説で良かった~(-。-;ってなります、怖い夢見た後夢でよかった〜ってなるのと一緒です。

今回もそうなりました、っていうか途中からすでになってました。(笑)

今回読んだのは、湊かなえ作の「少女」です。

大分前に買ってて、置きっ放しにしてたんですけど、最近映画化されたので。これはこの機会に読まなかったら一生読まない気がする!と思って読みました。

読むの怖かったからって読んでなかったわけじゃないですよ・・・うん、全然。( ̄▽ ̄;)

内容はある女子高生二人が主人公、二人の交互の独白で小説がすすみます。二人は親友でそれぞれに悩みを抱えていて少し複雑です、そこに紫織という転校生が加わって二人の関係がギクシャクしてしまいます。二人はそれぞれ人の死が見てみたいと話が進みます。それぞれの思惑が絡まり合って過去の因縁やほんの少しの欲望でグルングルンと話が色々展開し・・・人の死は見られるのか・・・・。

いやー、読み始めから女子高生のイヤーな本音がドロドロでほんっとうに嫌な気持ちになれます。

まあ、これぐらいの思春期のころの自意識過剰で自己中なあのなんとも言えない時期の思考はなんとなく覚えが・・・・・あり・・・・ます?

あれ?あんまり遠い昔の事で記憶が・・・・( ̄∀ ̄)・・・・・・。

・・・・うん・・・・・いや・・・・覚えてる・・・・・(ーー;)

うん!という事でそんな感じで女子高生が抱えている複雑な人間関係とか心境、葛藤や挫折がグチャグチャに絡み合って本当にドロドロで気持ち悪くなんるんですが。でも本当に面白かったです。
内容は人の死が見たいっていう結構グロいストーリーですが、意外に爽やかな青春って感じの展開にもなったりします。

映画の「スタンド・バイ・ミー」に似てるかもしれましせん、あれは青春映画だと思われていますが原作はホラー作家の大家スティーブン・キングが書いたホラー小説ですからね。

まあ、ドロドロ具合は「少女」の方が上だと思いますが。

でも「少女」はどちらかというとミステリー的な側面があってそれがまた面白いんです。最初はなんの事かわからないし、ただの女子高生の独白がつづくんですがだんだんといろんなピースが揃ってきて、あ、あれはそういう事か、とかこれがあれに繋がってるのかとか。最後の方は読む手がとまりませんでした、怖いのに!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

特に最後の一節は一瞬なんの事かわからなかったんですが、少し読み直してバラバラだったパズルのピースがガチッと合った時は快感でした。

まさかあの地獄の話がここに繋がっているとは・・・

内容はものすごく後味が悪くて色々考えさせられますが。読み終わった後の変な爽快感というかスッキリ感は本当に複雑な気持ちになりました・・・・・( ̄▽ ̄;)

これは映画になっていますが、どう映像化されているのかとても気になります。かなり複雑に人間関係や思惑が絡み合って構成されているのでそれがどれだけ表現できているのか、ちょっと考えただけでもすごく難しそうだなと思いました。

ただキャスティングは合ってると思います、普通の少女が内面に抱えているドロドロを表現するのに、本田翼さんと山本美月さんはぴったりです、ほんま二人とも美人さんやし。

まあ、映画を観るかどうかわかりませんが・・・・(笑)

とりあえず湊かなえさんの小説は今回も面白かったけど怖くてイヤーな気持ちになりました。でも面白い!だから読み終わったあと、もう読みたくないと思ってもまた読みたくなるんですよね。

「少女」お勧めです。







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