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「罪と罰」ネタバレあり ドストエフスキー・作 工藤精一郎・訳

申し訳ありませんm(__)mお察しの通り、一週間で「罪と罰」は読めませんでした(;´Д`A

なんのことかわからない方もおられるかと思います。

私は先々週ドストエフスキーの「罪と罰」を読んで感想を書きま~すみたいな軽い感じで言ってたんですけど案の定読めなくて。

申し訳ありませんとなった訳です。

いや、頑張ったんですよ!

一週間経った時点でなんとか下巻の三分の一までは読んだんです!(´Д` )

ゴールデンウィークあるからいけるかなぁと思ったんですけどねー´д` ;

色々やる事があったんです・・・いや、うん、本屋に行って新規開拓とか家でゴロゴロが主でしたが(笑)。いやっ!本当に頑張ったんです!

でも、やっぱり読みにくかったんです、下巻の半分くらいでやっと慣れてスムーズに読めるようになりました。´д` ;

そして読んでみた感想は、結構面白かった!

さっき読みにくかったと書きましたが、最初に思っていたよりは読みやすかったし、主人公が犯行を行うシーンはスリル満点でハラハラしながら読めました。

あとがきによるとこの小説は1865年に書かれたそうです、なんと151年前です。

それは読みにくくてもしょうがないでしょう( ´Д`)y━・~~

ちなみに、今回私が読んだ本は新潮社から出版された、工藤精一郎・訳のものです。

聞いた話では、訳す人によっては小説の雰囲気がだいぶ変わるらしく、今出てるドストエフスキーの「罪と罰」の日本語訳の本は3冊で、ネットで調べたところによると、新潮社から出てるのが一番無難そうなのでこれに決めました。

今回「罪と罰」を読んだのは前回読んだ「「罪と罰」を読まない」という本がきっかけでした。
実際にこの本で予想したストーリーと、合っているかを確かめたかった訳です。

予想は結構当たってました!

まぁ違うところもありましたが、拾い読みでも本の内容って結構分かるもんだなと思いました。

でも読んで意外だったのは、主人公のラスコーリニコフは思ってた以上にダメ人間だということです‼︎

「「罪と罰」を読まない」の本の推理ではこいつはダメ人間だと言われていました。

しかし私はなんだかんだ言っても有名な小説である「罪と罰」はきっと格調高い内容だろうし、ラスコーリニコフは行き過ぎた正義のために人を殺して誤って罪のない人を殺したから苦悩するんだと思ってたんです。だからラスコーリニコフの性格はそこまで酷くはないと思ってたんです。

しかし!∑(゚Д゚)全然違った本当にダメ人間です。いや、良いところはあるです。困っている人を見つけたらなけなしのお金を思わす渡してしまうほど根は良い奴なんです。

ただそのお金は母親が年金を担保にしたり妹が性格の悪い金持ちと婚約してなんとか作った仕送りのお金なんです。

それなのにポンとあげちゃう。

本人は大学を途中で辞めていて無職で下宿の家賃も払わず部屋で引きこもっているだけ、何にもして無い。

病気で働けないとかっていう訳でもなくです。ただの引きこもりのニート!!

そんで部屋の中でうだうだグルグル何か考えているだけ。

そのくせやけに明るく楽天的になったかと思うと、暗く落ち込んで、唯一の友達に意味なく会いに行ったと思ったら、最後にはほっといてくれとか言い出して逆ギレします。

近くにいたら大変迷惑な奴です。メンヘラってやつですかね?症状だけみると完全に躁鬱病です。

そんで色々屁理屈こねて金貸しの婆さんを殺します。

これがまたやり方が杜撰なんです、一応計画を立てているとはいえほとんど行き当たりばったりでその所為で全く関係の無い人まで殺して逃げるしお金は取ったもののびびって隠してしまうし。

ほとんど偶然逃げられたけど、その後病気になって他の人、とくに親友に迷惑かけまくります。

しかも関係の無い人を殺したことに関しては全く反省してない後悔もしてない!捕まる事にビクビクするだけで。

そのあとも友達には邪険な対応をして、街に来た母親と妹からももう嫌いになったとか言って逃げるし、本当にダメダメです。

ゲスの極みです。

一応本人には犯罪を犯す理由があるんです、ただ結構大雑把だし誇大妄想が入っているしぼんやりした理由で根拠も薄い。しかもかなりショボい結果にしかなりません。

なんでそれをしてその結論になると思ったの?っていうぐらい理論が飛躍しています。

だけど本人は多少は頭がいいので変な屁理屈こねまくって悦に入っている。でもたまに落ち込んで全て喋ってしまおうとするんですけど、すぐになんの根拠もなく逃げ切れる!って言い出す。

メンドくさい!

見てると本当にイライラしてきます。

そんで見てて思ったんですけど、こういう奴そういえば現代にも結構いるなー( ̄(工) ̄)って。

引きこもってネットばっかりして頭でっかちで自分が評価されないのは社会のせいと思い込んでネットに偏った考えを一日中書き込んでる奴。

凄く似てる。

いるいる!こういう奴ネットでよく見る!ってなりました。

暗い部屋の中で悶々と考えこんでるとろくな事がないですね、まあ私も人の事言えませんが、まさにこれの典型って感じです。

でも面白いです、151年前の話なのにあるある感が凄い、人間って結局何も変わってないんやなってしみじみ思いました。

そして、なぜ151年も読み継がれているのかわかりました。

ここに出てくる人たちはダメ人間が多いです、そしてそのダメな所をかなりリアルに細かく書いています。

堕落していくさまや、傲慢で自己中心的な所をこれでもかと表現していて、そんな人間の根底にある普遍的な所が、ああ、私もこんな所あるなーって共感してしまい。きっと誰しもこれを読んで自分の中に登場人物を重ねてしまうんではないかと思います。

私も思い当たることいっぱいありました。

「罪と罰」は現代に直しても全然通用しそうです。

現代日本に通じるものも沢山ありました

むしろ昼ドラ風にアレンジしたらかなり面白いではないかと思います。

この小説は読んでみて思ったんですが。

よく知られているのに読んだ事がない人が多いっていうのが何故だかわかりました、なんか似たような事が何回も繰り返されるんです、特に主人公のラスコーリニコフが落ち込んで調子に乗ってが繰り返されてだんだん飽きてくるんですよね。

でもこれはこの小説が新聞連載だった所為だと思われます。

おそらく新聞に載るとなると短い文章でその都度、起承転結を作らないとだめだと思うんです。

だから一冊の本として読むとリズムやバランスが悪いです、しかも全体的には三人称なのですがコロコロ一人称になって視点が変わります。

その所為で混乱して余計に退屈に感じてしまうのじゃないかと、でもこれが毎日ちょっとずつならきっと面白く読めたんじゃないかと感じました。

朝ドラも1話1話で見ると面白いけど全体的に見ると結構ゴチャゴチャしてるし。

案外この小説はその時代では朝ドラとか渡辺淳一の「愛の流刑地」みたいに親しまれて読まれていたんじゃないかと思いました。

なので現代でもドラマみたいに週一かもしくは朝ドラみたいに毎日にしたら案外人気が出るかも。
さっきまで主人公のラスコーリニコフの文句ばっかり言ってましたが、ストーリーも結構ドロドロしてて人間関係もややこしいまさに昼ドラ的展開も沢山あるので結構いけると思うんです。

最初の方でも言いましたが人を殺してしまう所は迫力があって面白かったですし、他にも捜査官との心理戦とか、ヒロインに罪の告白をする所とか盛り上が山場になりそうな所は多いですし。

面白い人も沢山います。

マジで結構な変態も出て来るんです、髪引っ張られて引きずられて罵られて喜ぶ奴とか(笑)

十代の娘を見てハァハァするおっさんとか、そうRORIKONNロリコンです!

キモい!

しかもこいつは主人公の妹をストーカーをしていますHENTAI変態!です

怖い!

正直まともな奴の方が少ないです。(笑)

そんな訳でドストエフスキーの「罪と罰」結構面白かったです。

難しそうと忌避してましたが、むしろ今読むべき本なのかもと思いました。

・・・まあでもしばらくはドストエフスキーはいいです(笑)でも機会があれば「カラマーゾフの兄弟」とか読んでみたいです。





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