本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

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「働く男」 星野源・作

流行ってますね、ドラマ。

「逃げるは恥だが、役に立つ」面白いですね~毎週楽しく観ています。おかげさまでうっかり原作の漫画も買ってしまいました。

そして、星野源ですよ!

以前このブログで星野源の「蘇る変態」を紹介したことがありました。→ブログ「蘇る変態」星野源・作

あの時は、星野源なんかムカつくと書きました、歌も歌えて演技も出来て文章も上手いなんてズルイわ!!

って憤ってたんですが、今回も言わせて下さい。

ガッキーとキスって羨ましすぎるやろー!!!

まあ、私は女なので別にガッキーとキスしたいわけでは無いですが・・・・

あんな美人と一緒にお仕事してなおかつお金も貰える。

しかも、自分の曲とタイアップもしてるからその分の印税も入るわけで、う、羨ましすぎる。

自販機でジュース買おうとして100円玉を溝かなんかに落とせ!そしてそれが最後の100円玉でもうジュース買えなくなってしまえばいい!

でも、ネットでもガッキーとのキスシーンの後はネットで星野源この野郎!!て炎上してたし。「なぜ星野源はイケメンじゃ無いのに人気があるのか?」とか「星野源を好きになるのはなんか負けた気がする」みたいなネット記事が出てて。みんな結構同じようなことが思ってたんやなと思って面白かった。

今回読んだ本は星野源の「働く男」

タイトルはユニコーンの「働く男」から取ったそうです。

内容は今まで星野源が色々な雑誌で出した映画のコラムや小説、あとインデーディーズで出した曲の解説と対談などが収録されています。

今まで出した曲のエピソードやその当時どんな事を思っていたかとかが書かれていて星野源の曲が好きだという人にもお勧めです。

ただ私は曲は聴いた事はあるのですが、タイトルとか全く覚えてないのでよくわからなかった・・・(´∀`*;)ゞ

対談は今をときめく芥川賞作家のピース又吉さん。ハマオカモトのコメントなんかも載ってます。読みどころが沢山あってなおかついろんな視点から見られます。

この本が出たのは脳動脈瘤破裂で倒れた後ですが、中身の文章を書かれたのはそれ以前のものだそうです。

内容を読んでると本当に色々挑戦してて純粋にすごいなと、しかもそれが器用貧乏にならずに成立してるのがまた凄い。

上にも書いてありますがこの本には小説も収録されています、本当に短い短編なのですがこれが結構面白かったです、タイトルは「急須」なんでもない夫婦の日常を書いた物語で、大した事件も起きない内容なんですが、なんだか素朴ででも味わいがあってそれでいて絶妙な笑いも入っていて。

ああ、なんかこんな感じの短編が何本も入った本がもっと読みたいな~って思ってしまいました・・・・
・・・・なんか悔しい!!

映画のコラムも読んで何本か観てみたいと思ってしまったし。

何もかも星野源の思う壺です。

ハンバーガー食べようとして中身全部反対から出ろ!そして直そうとして手がベタベタになってしまえばいい!!

とは言え本人は謙遜してますがきっと感性が豊かで頭もいいのではないかと思います。

本書を読めば努力の跡も見えます。並大抵の努力ではないと思います。病気になって倒れるまで仕事してしまうという実績もあるのですから。

この本を読んで思ったのは、努力を重ねることこそが才能の一つなんだろうなと言うことです。

そんな星野源の才能と努力が見れる本。

おすすめです。


「働く男」 星野源・作







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「小説 素敵な選TAXI」 バカリズム・作

ドラマを見ていたという人ならお分かりかと思います。今回読んだ本はバカリズムさんが脚本でドラマをしていた「素敵な選TAXI」のノベライズ本です。

それにしてもこれは、ノベライズ本でいいと思うんですが、どうなでしょうね?作者がバカリズムさんなので原作と言ってもいい気もするし、でもドラマの方が先に出ていたのでおそらく脚本が先でしょう。

となるとやっぱりノベライズ本ということになるのか・・・・微妙な選択です、原作というのとノベライズ本というのとはなんかニュアンスが違う。

なぜか原作本となると微妙にノベライズ本より格というかイメージが良い感じがする。

いや、あくまで感じですけどね。

映画とかでも「あ~この映画の原作は読んだことあるわ」みたいなセリフはなんだか原作を読んでた方がなんか偉そうです。まあ私もよく言うんですけど(笑)

まあ、どっちでもいいんですけど。内容はドラマとほぼ同じです。ただ私はドラマは一話しか見ていないんですよね、本当は全部観たかったんですけど、時間の関係で見れなかったんです。

それで本が出てたので買って読んで観たと言うわけです。なので一話は本もドラマも同じだったのでおそらく同じだろうと思います。

なのでドラマを観た人はこの本の内容はわかっていると思います。

話は一話完結で進みます。過去に行ける不思議なタクシーと運転手の枝分さんが中心になって話が進みます。

ストリーだけ見るとタイムトラベル系のSFのようですが、なぜタクシーがタイムスリップできるとかの合理的な説明とか意義みたいなものは全く説明してくれません。

とりあえずタクシーがタイムスリップできます、おそらく選TAXIというタイトルありきだと思います(笑)

なのでSFだと思って読んだらがっかりするかもしれません。どっちかっていうとコントに近いかもしれません、さすが芸人さんが書かれただけあるといった感じです。

もし同じ設定で他のSF作家さんが書いてもこうはならないだろうと思います。きっとそこらへんもこじつけても細かく設定してしまうだろうに、この小説はかなり大事なところをあらかさまにふわっとさせててSFを読み慣れている人間にとっては凄いなと思わざるおえません。

SFにこだわりがある人が観たら大いに突っ込まれそうで私なら怖いです。

でもそれがまた面白い、あんまりにも大胆にふわっとさせているので逆に納得させられたというか、まあいっかとなってしまいました(笑)

あとストーリーとは関係がないのですがちょいちょい出てくる作中のドラマが面白いです。一番出てくるのが「犯罪刑事」刑事だけど犯罪を犯していて、だけど刑事というわけのわからん刑事が出てくるドラマです。まずストーリーが想像できないんですが、ストーリーはわからないまま共犯刑事とか不良鑑識とか冤罪刑事とか出てきて混沌としてきたかと思ったら最後に出てきたのは普通の刑事とか完全に遊んでて面白い。他にも「初老の惑星」とかどんな話やねんと思うような小ネタが満載でそこらへんはやっぱり芸人さんが作っただけあるな思いました。

あとはタイムスリップする時にいまいちタイムスリップ感が無いということで、お客さんに突っ込まれてそれを枝分さんは気にして色々工夫しようとするんですがそれが結局最後までうまくいかずに終わるという小ネタも面白い。

変なゴーグルつけたりタイムスリップ感のある音を流してみたりわざわざトンネルをくぐってみたりするんですが、その度にお客さんに突っ込まれて、枝分さんはその度に凹みます。

それが本当にコントみたいで面白い、笑わすって難しいのにそれが文章でもできているのがまた凄いです。ストーリーも面白いし小ネタでも笑えるのでずっと退屈せずに読めました。

読んでみて思ったのはドラマを見るよりは時間短縮になるなということです。一話を観るのと読むのではかかる時間がだいぶ違うんです。

ドラマは一時間です、CMを抜いても四、五十分はかかるでしょう、でも小説だと一話三十分はかかりませんでした、正確に測ったわけではないのでわかりませんが二十分ぐらいといったところでしょうか。

なのであまり時間がないけどこのドラマが気になっていたという方は小説の方がお勧めかもしれません。

まあ、でも俳優さんのかっこよさとか演技の素晴らしさを見たい場合はドラマの方がいいとはおもいます。特に主役の竹野内豊さんはあんなイケメンやのにコミカルな演技が面白かったですもんね、私は小説を読んで、やっぱりドラマが観たくなりました。

時間があったら、レンタルかなんかで観たいなと思います。

お勧めです。


「小説 素敵な選TAXI」 バカリズム・作


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「僕の妹は漢字が読める」 かじいたかし・作

このタイトルどういうこと?って思われたかもしれません。

まず、この小説の設定が面白い、時代設定が23世紀で日本で使われている文字がひらがなとカタカナだけになったという世界。そして萌えが発展して日本中萌え絵で溢れかえりテレビのタレントはほとんどアニメになり総理大臣も2次元美少女になっているという。オタクにとっては天国のような未来。

主人公は作家を目指す高校生で、タイトルの通り妹がおり、その妹はそのひらがなしかない世界で漢字が読める。

そんなわけでこんなタイトルなわけです。

この世界は本好きには悪夢みたいな世界です、どう考えても漢字がない小説は読みにくそうだし、やっぱり漢字とひらがなカタカナがあるからこそ表現の幅が他の言語よりあるし、その幅がより深みのある小説を作り出せると思うんです。

それに、前読んだ本に書いてあったんですけど、同じ内容でも日本語で書かれた文章と英語で書かれた文章は書くのも読むのも日本語の方が早いんだそうです。漢字に意味が含まれているのでその分短縮できるんです。これって結構すごいことだし無くなって欲しくない。

でも、正直最近の小説はひらがなの多い小説が多い気がする、というか漢字が少ない。絵文字とかを多用したものもあったりするし。

ちょっと古い小説とか読むと使われている漢字の量がかなり違うんですよね。文字の大きさそうですが。なんだか日本人がどんどんバカになっていってるんじゃかと不安です。

そういえば明治の頃には日本語はひらがなだけにしようという動きがあったそうです、種類の多い漢字を覚えなければいけないのはグローバル化が進む日本には不利だという考えらしいです。しかもそれを提唱していたのが福沢諭吉なんです。

あの一万円札の福沢諭吉です。天は人の上に人をつくらずって言った人です。

怖い!( ;∀;)

そう思うと、将来日本語から漢字が無くなるというのもあながちありえそうで本当に怖い。


主人公は作家を目指しているわけですが、ひらがなしか読めません。

この世界で正統な小説といえば美少女や可愛い幼女が出てきてパンチラしたり、野球拳をして服を脱いだりしてその子が大抵妹で、恋愛に展開するそうです。

売れてる本は『いもうと すた☆あ』 『きらりん!おぱんちゅおそらいろ』『おにいちゃんのあかちゃんうみたい』です。

さっきも言いましたが使われている文字はひらがなカタカナそして☆とか♡で構成されています。

しかも2次元の女の子に恋をするのも当たり前で、床に置いたイラストをペロペロするのも普通。

はっきり言おう!MKである!(M)マジで!(K)キモい!

はっ!すいませんうっかりDAIGO語がでてしまいました。ウイッシュ。

いやわかってます。これはよくあるSFの設定で、ある事柄が過剰に発展してしまったという設定の小説でこの世界では所謂オタクの萌え文化が異常に発展してしまったという世界なんです。

わかりやすいところで「バットマン」とか「図書館戦争」はその手法で書かれています。

なのでもの凄く頭の悪そうな用語(笑)が使われていますが、結構考えられていてあながちあり得ないこともない世界でもあるのです。

まあ、この通りの世界にはならないとは思いますが、実査に表現方法は昔に比べれば格段に変わってます。

お札繋がりであれですが、昔、樋口一葉よ小説を読んだことがあるんです。タイトルは忘れてしまったんですが、短編でした。

かわいい恋愛ものだったんですが、読み終えた感想は。

MYです(M)もの凄く!(Y)読みにくい。!

めっちゃ読みにくかった!なんせ昔習った漢文みたいな書き方なんですほとんど漢字とカタカナで構成されてるんです。なんとか読み終わりましたがなんとなくのストーリーしかわかりませんでした。(笑)

でも、逆に樋口一葉が現代の小説を読んでも理解は出来ないだろうなとも思うのでどちらにせよ2世紀も違う時代になったら、今とは考えられない文章に変わっているのは当然だろうなとも思います。

そう思うとなんだか寂しいような、でもどんな風にかわったか見てみたい気もします。

この小説は正直読む人を選びます、なんせ主人公は漢字が読めないし、義理の妹がいるのに義理の妹と恋愛をする小説が大好きだと大声で主張します、そして小説にパンチラが出るのが主流だとのたまいます。全くもって共感できません(笑)できたらそれはそれで問題です。

読む人によっては眉をひそめることもあるでしょう、しかしこの小説が主張するのは結構深いです。
この小説は途中で21世紀にタイムスリップします。そこで現代の学校に行って文芸部の部長に23世紀の小説を見せて口論になります。部長は23世紀の小説をかなり罵倒します。(そこはめっちゃ共感できました 笑)でも主人公は言うのです、”時代が変われば文化は変わっていく。言葉も変わる。でも!人の心は変わらない!”と。
そして最後には自分の中にもあった違う価値観を頭ごなしに否定する心に気付き反省するのです。これは主人公の成長物語でもあるのです。

なのでDAIGO語だって新しい表現として有りなんです。KKAです(K)これは(K)これで(A)ありです。ウイッシュ!

まあ、色々言いましたが今は小説も色々な形態の物が出てきています。ケイタイ小説なんてのも出て今はネットから小説家が生まれるのは当たり前になりました。

ネット小説は私も読むので特に何もないのですが、ケイタイ小説は昔ちょっと読んでみたことがあります。

三ページ読んで閉じました、読めたものでは無かったんです(笑)薄っぺらい内容で人物描写がほとんどなくて話の展開も説得力がないし・・・正直酷かった・・・・

でもこれを読んで、ちょっと読んだだけで判断するのは良くないなと改めて思いました。

これからも好き嫌いせずにとりあえず新しいものもとりあえず読んで行こうと思いました。

ちなみにこの小説はシリーズ化されています。私はまだ一巻しか読んでませし一巻しか持っていませんが、amazonのレビューを読むと最後まで読んだ方の批評は概ね絶賛でした。

ライトノベルの要素はしっかりありますが、構成は結構しっかりしてるんです、新しい文章も硬い文章もしっかりかき分けていて、地の文はわりと硬い。

面白かったです、何より色々考えさせられました。

次読むかどうかまだわかりませんが(笑)機会があれば読みたいなと思います。
読む人は選ぶと思いますが(笑)おすすめです!

「僕の妹は漢字が読める」 かじいたかし・作







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「翻訳できない世界の言葉」 エラ・フランシス・サンダース・作

今回読んだ本は、タイトル通りの内容で翻訳できない世界の言葉を紹介した本です。

色々な国の一言では訳せない言葉を英語で訳した本を日本語で訳した本が今回読んだ本です。

これを見て最初に思ったのは訳者さんは大変だったんじゃないかということです。

作者はその訳せない言葉は英語で独自の解釈で書かれたそうなのでそれをまた日本語で訳すとなると本来の意味と離れてしまう危険性もあると思うんですよね。

まあ、違ってても確かめられないですけど(笑)ちなみに訳者さんの名前は前田まゆみさんという方です。

この本は創元社から出版されています、絵本のように可愛いイラストに紹介された言葉の意味が書かれています。反対のぺーじには作者のコメントと国の名前が書かれています。

かなりオシャンティーな感じです。

イラストとその言葉をじっくり考えながら読むのがオススメの読み方です。

1ページに1単語なので文字だけ読むならすぐに読めます。

内容は色々な国の言葉が紹介されていますが、もちろん日本の言葉も紹介されています。

日本語は曖昧な言葉が多いというのは聞いた事はありますが。この作者がどんな言葉を選んでどんな解釈をしているのかやっぱり日本人としては気になりました。

それが知りたくてこの本を買ったと言っても過言ではありません。

しかし「木漏れ日」「わびさび」はわかるんですがなんでそのチョイス?って思ったのは「積ん読」です。

いや、私はよく使うけども!( ̄▽ ̄;)

結構最近の言葉やし、もう一回言うけどなんでこのチョイス?( ;´Д`)

外国の人はこれを見てどう思うやろ(笑)

買っといて読まへんって!って思われてんのかな( ̄▽ ̄;)いやちゃうねん読もうとは思ってんねん、でもほら、他にも面白そうな本が他にもあるから・・・・それ読んでたら・・・な!(-.-;)y-~~~

と言い訳してみました。

読んだ感想は、としてはこの本にも書かれているのですが、その国柄とか何を大切に思っているかが現れていてとても面白いです。

心に残った言葉はイタリア語のcommuovere(コムオーペレ)です、”涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる”という意味だそうです。

小説好きにとっては見逃せない言葉です。

後はスウェーデン語のfika(フィーカ)とかオシャレな感じです。意味は”日々の仕事の手を休め、おしゃべりしたり休憩したりするために集うこと。カフェ、家いずれでも、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりして、数時間”だそうです。

意味がわからなかったのはマレー語のpisang zapra(ピサンザプラ)”バナナを食べるときの所要時間”

いつ使ったらいいか皆目見当がつきません( ̄▽ ̄;)

他には恋愛や愛に関しての言葉が多かった気がします。やっぱりそれはどの国でもこの事は重要なんだなと思ったしだいです。

考えると面白いです。そこはやっぱり世界共通なんですね。

こんな感じでこの本は色々な事を考えさせられました。

たまにはコーヒーでも飲みながらのんびり単語一つについてじっくり考えてみるのもいいかもしれません。

おすすめです。

「翻訳できない世界の言葉」 エラ・フランシス・サンダース・作



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