本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

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辛酸なめ子の現代社会学 辛酸なめ子・作

辛酸なめ子・・・・どんな名前やねん!

と思った方いらっしゃいますか?私も最初見た時、そう思いました。

内容よりもまずこちらが気になるはず・・・ウィキペディアによると周りから「薄幸そうに見える」とよく言われていたことに由来するそうです。

・・・・・・あぁなるほど

・・・・・・ん?なるほど?・・・・・・か?・・・・?

・・・・まあいっか!

今回紹介する本は、「辛酸なめ子の現代社会学」です

辛酸なめ子さんはコラムニストやイラスト、マンガを書かれています

本名の「池松江美」では小説も書かれています。

今回の本は、コラムとマンガで書かれています。

名前のインパクト加減もさることながら内容もインパクトばっちりです。

2005年3月から2009年3月までの「わしズム」 

2004年9月から2004年12月までの「ホラーM」

2006年11月から2008年1月までの「Beth」

ここで連載されていたものをまとめたのが今回紹介する本「辛酸なめ子の現代社会学」です。

辛酸なめ子さんが感じたその時の世間で話題になった事、問題になった事を取り上げて

なめ子さんなりの解釈をマンガにして紹介してあります。

(“なめ子さん”と単体で書くと変な感じ・・・(笑))

この本は2011年11月に出版されているのですが追加でそれぞれの章に解説が付いていてお得感満載です。

取り上げている内容は、今読むと懐かしいな~と思うような出来事ばかりです。

純愛・スローライフ・○○王子・KY・萌えetc.・・・

今から見ると滑稽な事も沢山あり、それをなめ子さん独特のシニカルな目線で面白くマンガで纏められてます。

世の中の現象がいかに滑稽でばかばかしいかが良くわかります。

読んでいると少し胸焼けしてくるほどです。

少し前のことなので、記憶も新しく思い出されます。

それでも世の中は止まらず新たなブームや事件、流行が生まれていきます。

私は、世の中のブームになっている事や現象は距離を置きつつ斜めから見ているだけで、

こんなしょうもない事には流されないぞと、踏ん張っていましたが。

世の中のブームや流行に乗っている人を見ると、後から悲惨な状況になったとしても、なんだか楽しそうです。

♪踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損

という歌を思い出しました。

たまには一緒に踊って見るのもいいかもしれません。




辛酸なめ子の現代社会学辛酸なめ子の現代社会学
(2011/11/10)
辛酸 なめ子

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テーマ:考えさせられる本 - ジャンル:本・雑誌

All You Need Is Kill 桜坂洋・作

自慢じゃないですけど今回紹介する「All You Need Is Kill」今年7月に公開されるハリウッド映画で(トム・クルーズ主演!)の原作本は何年も前に買って読んでました。(ドヤ顔)

面白いな~思っていたし、なんで、こんなに面白いのにあまり話題にもならずに、ライトノベルのしかも結構なマイナーレーベルから出ていて、もったいないな~と思っていました。

ハードカバーで平積みになっていてもおかしくない!と当時は鼻息を荒くしてました。

それが、ハリウッド映画ですよ!さすがにそれは予想できませんでした。

アニメ化かマンガ化ぐらいならあるかもとは思ってましたが。

まさか一足飛びに実写映画化とは(マンガ化はされています)、日本では映像化は技術的にだいぶ難しいし、実写化はないと思ってたんですけどね~。

思えばこの本と出会ったのは、古本屋でした、懐かしい・・・(-。-)y-゜゜゜。

本との出会いは一期一会。

なにかの書評でこの本が面白いというのを読んで気になっていたところで、丁度見つけて買った本でした。(今確かめたら、初版本でした!(@_@))

買ってすぐぐらいに読んだのですが、本当に面白くてすぐに読みおわってしまったのを覚えています。

上にも書きましたが、なんでこんなに面白いのにそんなに話題にもならず、古本屋で並んでいたりするのか本当に不思議でした。

まあ、私の先見の明があるという話はこれくらいにしといて(^ム^)

この本のストーリーですが
舞台は近未来、世界は謎の侵略者の襲撃にあっている、その戦場の最前線におくられた主人公キリヤ・ケイジは、出撃したとたん戦死してしまう、しかし、気が付くと出撃前に時間がもどっていた。そこから、死ぬごとにキリヤ・ケイジは時間をループするようになる。はたしてこの終わらないループから抜け出せるのか?、謎の侵略者の正体とは?

この小説の面白い所は、息もつかせぬ展開です。

主人公はなにも分からない所にいきなり無限の時間ループ放り込まれ、右往左往するのですが、少しづつ状況を変化させて少しづつ困難に立ち向かっていきます。

最後には衝撃の事実が待っている!

映画の方は舞台はイギリスで、主人公の年齢も上がっていたりと色々設定が変わっていますが、ネットなどでCMなどを見るかぎり小説の雰囲気や世界観はしっかり再現されているような感じがします、

特に兵士が着ている肉体強化のスーツは想像よりカッコよくて、さすがハリウッドだなーと関心しました。

監督は「ボーン・アイディンティティー」のダグ・ライマンということででアクションにも期待できそうです。(*^_^*)

まあ、ストーリーに関してはあまり期待しすぎるとガッカリすることが多いのでハードルはあげずに、映画は見に行きたいと思います。

映画は7月4日から!小説はハードカバーにはなっていないものの平積みになっているので、是非読んでみて下さい。


All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2013/04/05)
桜坂洋

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テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

厭な小説 京極夏彦・作

ハードル上げるな~(@_@;)

今回紹介する、「厭な小説」を屋で見つけた時に思ったことです。

厭な事は人それぞれあるわけですし、「厭な」と言われると読む前にかまえてしまいます、そうするとやはりそれだけ読んだ時の衝撃は和らいでしまいます。

芸人さんが面白い話すると言って話し始めるのと同じです。

なので、ハードル上げるなーと思ったのです。

しかし、作者が京極夏彦です。

京極夏彦さんの小説で今まで面白くなかった事がありません、なので否応なしに期待してしまいます。

それで、わくわくして読み始めたのですが。

いやな小説!!

っ当にっ当に、文字通り厭な小説でした。(-"-)

逆に清々しいぐらいでした、いや全然清々しい気持にはなりませんけど(笑)

読み終わった後は変な達成感はありましたけどね(笑)

やっと終わった~(+o+)って感じです。

厭な小説」は7の短編からなるです、それぞれの主人公はどこにでもいそうな一般人、30代~50代の主婦やサラリーマンです。

本当に身近に起こりそうな設定なので身につまされるというか、想像がし易いので、厭な感じが肌にせまってきます。

ありとあらゆる厭な事が出てきます、よくこんなに思い付くな~と思うぐらい厭なことが並べ立てられてます。

厭なことしか書いてないし、厭なことしか思い出せません。読んだ後も1日は厭な感じを引きずります。

最初のころは、短編1篇に対して回復に1日かかりました。

ちょっとした罰ゲームです(笑)

装丁も凝ってます、

カバーは焼けて破れて見るからに煤けた感じに印刷されています。

中のページは10年くらい日に当てたみたいに焼けていて、たまにぺしゃんこになった虫が挟まったみたいな印刷もされていて芸が細かいです。

まあ厭な感じなんですが(笑)

そして何が一番厭かというと、ちょっとでも読み出すと、文章が引き込まれるので1行でも読むと止まれないところです。

絶対厭なことが起こるし、絶対厭な結末しかないのに続きが気になって一気に全部読んでしまいます。

そして、最悪な気分になるのです。

いいことが一つもありません。

ちょっとした罠です。

・・・ここまで書くと、内容が気になりませんか?

気になるでしょう?

どれだけ厭なのか?

それは、読まなければ解りません!

丁度今は文庫化もされているので、手にも取りやすいです。

そして、私と同じように厭な気持になって下さい・・・・フフフ(ゲス顔)

・・・・・あ、私いま凄い厭な奴ですね・・・orz

厭だ―!




厭な小説厭な小説
(2009/05/14)
京極 夏彦

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夏への扉 ロバート・A・ハイライン・作

SFとはサイエンス・フィクションの略です。

しかし、その定義は難しく、大きく広げると「竹取物語」や「浦島太郎」はSFに入るらしいです、そうかと思うと、コアなSFファンの間では「スターウォーズ」はSFでは無いという論争が巻き起こっていたりします。

SFは難しいという印象があるかもしれませんが、そんなことはなくて、読んでみるととても面白い物が沢山あります。

SFの面白いところはやっぱり未知の世界に行ける所でしょうか、未来も過去も宇宙も、あるかもしれなかった平行世界にも行けます。

そして今回紹介する本は、ハイライン・作の「夏への扉」、この本は未来の世界に連れてってくれます。

しかし、この本は書かれたのは1956年で物語は1970年から始まります。

主人公は親友も仕事も恋人も失い、人生に絶望して、コールドスリープ(冷凍睡眠)を実行したのです、そして目が覚めると2000年・・・

2000年・・・私たちにとってはもう過去のことです。

ちなみに、今回読んだ本はハヤカワ文庫から出版の福島正美・訳ので2010年発行です。

ややこしいです。

この本の2000年はロボットが家事をしてくれます、自動車は自動操縦です、雨が降っても服は濡れません。

でも電話は固定電話ですしインターネットもありません。

どっちの2000年がいいかは分かりませんが、昔の人が見れば今の科学はSF小説さながらでしょう。

私がSFを好きな理由の一つに、人の感情とか情動、心情なんかはめったに詳しく書かれない所です。

この本でも猫がいかに素晴らしい動物、いやパートナーであるかとかは書かれていますが、ヒロインとの恋とロマンスはかなり簡潔にすまされてます。

そういうウェットな小説がいい時もありますが、そんなこと考えたくもないという時はSFは丁度いいのです。

それだけが読む理由ではないですが。

べたべたしたのが苦手という人にはお勧め。

難しかったり理屈っぽい所はありますが、解らない所は飛ばしても、割とストーリーは理解できます。

今回紹介した本「夏への扉」はあまり難しい個所はなく、サクサク読めて面白かったです。

SFはマイナーなジャンルで図書館にもマイナーなタイトルの本は置いてなかったりします。

しかしそんな状況のジャンルですが、この本は1956年に出版されて日本で翻訳されたあと、3回も訳者をかえて再出版されています。

それだけこの小説は人気があり面白いというこです。

SFの基本を押さえてますし、ストーリー展開も面白いです。

猫は可愛いし、主人公は発明狂のドジっ子です。

こう書くとライトノベルみたいですが、だまされたと思ってそんなノリで読んでみて欲しいと思います。


夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
(1979/05)
ロバート・A・ハインライン

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