本とTシャツと私~クラフトワークスKyotoより愛をこめて~

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とっぴんぱらりの風太郎 万城目学・作

腕がぷるぷるします。






おわかりいただけるでしょうか?

この厚み、4cm6mmあります、ハードカバーなので表紙と背表紙を抜いても4cmあります(;゜0゜)

全746ページ、1ページだいたい860文字入ります。

みっちり入っているわけではないし空白のページもあるのでだいたい半分としても、約320180文字あることになります。

もう一度いいます!手がぷるぷるします!

どれだけ重くて分厚いかというと


刑事「警部、ガイシャはこちらです。」

警部「・・・後頭部を一撃ってところか・・・」

刑事「ええ、おそらくこれが凶器でしょう、仏さんの近くに落ちてました」

警部「『とっぴんぱらりの風太郎』か・・・こいつなら一発だな・・・。おい!鑑識に回しておけ!」

刑事「はい!」

と、いぶし銀の警部さんが鈍器の認定をしてしまいそうになるぐらい重くて分厚いです。


重かった(;一_一)、持たずに置きながら読んだらいいんですが、ずっと同じ体勢だとそれはそれで疲れるし、寝転んで読んだら顔に落ちてきそうです、それこそ本を読んでいる場合ではなくなります、

そして、気が付くと本に集中してるので、いつの間にか手がぷるぷるしているのです、

すべてはこの本が面白いのが悪い。

そうです、今回の本も面白かったです。

「とっぴんぱらりの風太郎」は時代劇です(ミステリーではありません。)

でも、時代劇と言われると敷居が高そうと言われるかもしれませんが、どちらかというとこの本は少年漫画に近いです

ジャンプやサンデーなかで連載しててもおかしく無いかもしれません。

ただ、少年漫画で連載するには少し血なまぐさいシーンが多いです、お気を付け下さい(@_@;)

そんなこと気にしない、むしろアクションがいっぱいある方がいい!という方にはお勧め

登場人物の数もそんなに多くないですし(個人的な感覚です)セリフや文章も難しい言葉はあまり使われておらず、でもそれに違和感も感じさせずに読めます。

主人公は忍者の風太郎(ぷーたろう)、でもちょっとした失敗でお城から首にされ、ふてくされてだらだらしてるだけのニート忍者です。

名前のごとく風のようにふらふらしているぷー太郎です。

しかし、流れ流されてとんでもない事に巻き込まれいきます。

万城目学さんの本は全部読んでる、という方はこの本が、ある本とリンクしているのが分かるでしょう、それを読んでいると、もっと面白く感じるかもしれません。

かくゆう私も読んでいたので面白かったです、ただ読んだのがだいぶ前だったので気が付くまで少しかかってしまいました。それでも、読み終わった後は

あ、あれはあの複線になってるんやな~とか、あれはああいう意味やったんやな~など読み終わっても楽しめました。

ラストは圧巻の一言、読んだ後もずっと余韻に浸っていました、まさか、あんなラストが待っていようとは予想できませんでした、

今もまだ少し風太郎が残っています。

正直、風太郎はそんなにいい奴ではありません、どっちかというと怠け者で、人の失敗をだいぶ時間がたってもネチネチ責めます、どうせ俺なんか~といってすぐ諦めます、でもなんだかんだ言いながらも優しくてお人好しです、そんな主人公に最初はイライラしますが、だんだん好きになって行きます。

この本は風太郎という忍者の成長物語です、風太郎と一緒に成長したい人、腕を鍛えたいひとはお勧めです。




とっぴんぱらりの風太郎とっぴんぱらりの風太郎
(2013/09/28)
万城目 学

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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

「本屋さんで待ち合わせ」 三浦しをん・作

秋といえば読書の秋!

先週もこんな事を言っていた気がしますが、読書の秋はまだまだ続きます。

と言う事で今回も本に関する本を紹介しようと思います。

今回紹介する本は、直木賞作家でもある三浦しをん先生の書評です。

私は小学生の時から読書が好きでよく本を読んでいました、しかし読書感想文は大嫌いで、感想と言われても「面白かった」っていう感想しか思い付かなかったので何を書いたらいいのか分からず半泣きになっていました。

何とかあらすじを書いたあと、ここが面白かった、あれが面白かったと何とかひねり出して原稿用紙を埋めていた気がします。

それが、今になってブログで本の感想を書くようになるとは思いませんでした。

今は大人になったので、色々な作家さんのエッセイや書評を参考にして、それに沿って書くことを覚えたので、何とかかんとか書けている気がします。

作家さんや書評家の方の文章を読むとこう書けば良かったのかと読むたびに関心してしまいます。

そして、ブログを書くようになって参考にした作家さんの一人が三浦しをん先生です。

三浦しをん先生の本を読まれた方は、どこがやねん!

という突っ込みがあろうかと思います。

文章からは、三浦しをん先生の軽快でいて繊細な文章はかけらも感じられないとは思います。

私もまさか真似できるとは思っていません(できればいいなとは思っています)

参考にさせていただいているのは、どちらかというと書評を書く時の方針とか信条でしょうか。

今回紹介する「本屋さんで待ちあわせ」でも書いてあります。

本文より

 私は本を紹介する際にひとつの方針を立てている。「ピンとこなかったものについては、最初から黙して語らない(つまり、取りあげてああだこうだ言わない)」
   中略
たとえ私にはピンとこなかったとしても、その本や漫画を好きなかたが当然おられるのだから、わざわざネガティブな感想を表明して該当の書籍やそれを好きな人たちを否定する必要も権利もないと考えるからである。


私も、色々本を読んでいてたまに、買った事を後悔したり、引きちぎって燃やしてしまいたいと思うぐらい腹の立つ本に出会
ったりしますが(実際に腹が立って壁に投げつけた事があります)、そういう本は見なかった事にして他の本を紹介するようにしています。

上手く書けなくて結局批判のようになってしまうことはありますが、一応、実行できていると思います。

そして今回紹介する本「本屋さんで待ちあわせ」は本を読む事が大好きな三浦しをん先生がこれまで読まれた本を色々紹介しています。

取りあげられている本は本当に幅広くて、多種多様なジャンルを網羅されていて本当に尊敬します。

BL(ボーイズラブ)から難しそうな歴史書まで同じ熱量で語られていて凄いなと思いました。

三浦先生の読みやすくそれでいて深みのある文章を読んでいると、どの本も面白そうで読んでみたいと思う本がむやみやたらと増えて行きます。

しかし、これまでも三浦しをん先生の書評やエッセイで紹介されていた本を読んでみて大当たりした本は意外に少ないのです、もちろん人それぞれ好みがありますし、私の文章を読み解く能力が決定的に劣っているのもありますが。

三浦しをん先生の文章が良すぎて、読む前から期待値が上がり過ぎていざ読んでみるとガッカリしてしまうものが多いのです。

もちろんどの本も素晴らしい本なのですが、頭の中で必要以上に美化されて今まで読んだ事ないぐらい素晴らしい事が書いてあるに違いないと思って読んでガッカリしてしまうのです。

逆に私が今まで読んだ本を、三浦しをん先生が紹介している事があるのですが、同じ本を紹介されているとは思えない時もあります、たとえば角田光代の「八日目の蟬」のことを紹介している回で、三浦しをん先生は枕が涙でびしょぬれになるとまで書いて感動されています、この本は私も読んだ事があるのですが、良い本ですし、胸に迫るものも感じましたが泣くほどまではいかなかったのです。

これを読んで私の本の読みの浅さが分かると同時に、三浦しをん先生の本に対する深い読みと感受性の豊かさが分かります。

私もこんな風に本を読めたらなあといつも思います。

それにしても三浦しをん先生の本好きは毎回圧倒されます、寒い部屋で寝ている時に周りに積んでいる本が倒れてくるという事件が起こるのですが、結局のしかかってきた本が重いのだが布団を抑え込んできて逆に温かい!となってそのまま寝てしまうのです。

そのまま寝てしまうのも凄いですがベッドの周りにそんなに本がある事が凄いです。

しかし、気持ちは分かります、本は寝転がって読むのが一番楽ですから。手の届く範囲に沢山の本!天国です。

しかしそうしていると朝起きてもついつい本を読んでしまい仕事に遅れる危険性があるので、あまり置けないのです。

他にも「なにか欲しいものある?」と聞かれて「立派な書庫のついた家」(私も欲しい!)とすぐさま答えたり、食事をする時も本を読みながらでみ食べれるかで何を食べるかを決めていたり。

私の中で三浦しをん先生は魔天楼のようにそびえ立つビルみたいに積み上がった本達に囲まれて、本を読みながら泣いたり笑ったりして、そして本のビルの間をゴジラのようにのし歩きまた本を読む、新種の座敷わらしのような存在になっています。(これはあくまで私の妄想です)

失礼のような感じもしますが、私もそうなれればいいなあとも思ってもいます。

そんな、三浦しをん先生の生態もわかるこの本は本好きにお勧めです。


本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ
(2012/10/06)
三浦 しをん

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テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌

「デラックスじゃない」 マツコ・デラックス・作

明けましておめでとうございます。

遅い挨拶で、すいません。

初めてこのブログを読んでいただいた方毎回読んでいただいているかた、どれくらいいらっしゃるかわかりませんが、ありがとうごさいます。本年もよろしくお願いします。

今年はどんな良い本にめぐりあえるかわかりませんが、今年もバンバン本を読んで行きたいものです。

ということで、新年一発目、何を読もうか迷いました、最初にふさわしい本は何かなと思って、そういえば去年の最後の一冊も迷って結局決まらなかったのを思い出しました(笑)

迷っても決まりそうにないのでちょうど読みかけていた本マツコ・デラックス・作の「デラックスじゃない」を新年一発目に紹介することにしました。

適当に決めたとはいえ、マツコさんは見た目がなんとも恵比寿さんのようにふくふくしいていて、いかにも縁起が良さそうなのでよかったのかもしれないと思いました、ご本人はお怒りになるかもしれませんが(笑)

今回紹介する本は、マツコ・デラックスさんが「EX大衆」で2006年から2014年に連載していたエッセイと「続・世迷いごと」にの文庫版を加筆・修正されたものです。

道理で読んだことあるような事柄があったはずです。

でもマツコさんの本は毎回面白いですが、今回も面白かったです。

マツコさんの本の面白いところはテレビではあまり聞けない話を深く詳しく読めるのでテレビと合わせて読むとお得感が得られます、テレビではやはりティービーショーと言われるだけあって面白さと速さ、その場の楽しさが求められるものです、情報は流れる川のごとく流れて行きます。

でも、本だとしっかり形として残るので下手な事は書けないが、じっくり時間をかけて書く分、自分の言いたい事や本音を書けるのでいいのだと何かに書かれていました。だから本で読むマツコさんの話は濃厚で面白いのだとおもいます。

私は、この本でもテレビでもですが、マツコさんはいつも全力で自分の意見や考えを他人に伝えようとされているなと感じます。

そこがマツコさんが人気があるところだと思うのです、本でもマツコさんはよく私みたいなデブのオカマはすぐ飽きられるなんて自虐的に書かれていますが、マツコさんがマツコさんであるかぎりマツコさんは求められ続ける気がします。

最初は大きなオカマさんがいて面白い!って思っていたけど今は、マツコさんが細くなって男の恰好してもきっと私はテレビでも本でもマツコさんを見たいと思うと思います。

この本はマツコさんが2006年から2014年までの8年間の事が書かれています、さすがに8年間もの時間は長くてマツコさん自身の意見が変わったり変化がわかって面白いです。

モーニング娘のことを熱く語ったり、インターネットに対しての意見も成程と思ったりさすがにそれは考え過ぎなのではと思ったり、マツコさんならではの意見はこちらもいちいち読むのが止まり、いつのまにかじっくり考えさせられていました。

マツコさんの本はどれも面白いですが、特に面白いのは対談本だと思います、有名なのは中村うさぎさんとの往復書簡ですが、個人的には生物学者の池田清彦先生の対談本「マツ☆キヨ」が好きですお勧め。

この本は対談本じゃないから面白くないのかと思われるかもしれませんがこれはこれで面白いですよ(笑)

でもマツコさんの本で一番お勧めはなにかといわれるとやっぱり一番最初に出された本「ワタシがマツコデラックス!」という本がおススメです、でもこの本は絶版になってて、Amazonでは中古で一万円越え!私はさすがに買えなかった・・・・

なので、ご本人にはもうしわけないですが、図書館で予約して借りて読みました、市内の図書館には一冊しか無くて予約も沢山入っていたので、順番が周ってくるまで一年くらい待ちました・・・・

でもその分面白かった・・・ぎりぎりまで借りて二回読み返しました。

なんだろう・・・今も十分面白いのですが、「ワタシがマツコデラックス!」は面白さがはじけている気がします。

お勧め。

文庫でもいいので再版してくれないかな~


デラックスじゃないデラックスじゃない
(2014/06/21)
マツコ デラックス

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アタシがマツコ・デラックス!アタシがマツコ・デラックス!
(2002/07)
マツコデラックス

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テーマ:読んだ本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

「冷たい密室と博士たち」 森博嗣・作

世の中には二通りの人間がいる、好きな食べ物を先に食べる人間と後に残しておく人間である。

私はどちらかというと後者の人間です。

美味しいくて好きなものは後でゆっくり食べたい人なのです。

本を読むときもそれは適応されていて、この本は確実に面白いとわかった本は買っても読まずに置いておく癖があります。

まずいことに本は食べ物と違って腐らないので面白いと見込んで買いこんだ、読んでない本が山のように積みあがっているのが今の状況です(笑)

しかも、いつか読むという根拠のない自信により読んでない本の山は今も増え続けて部屋を圧迫しています。(笑)

私の中では美味しい本兼保存食として認定しています

という訳で今回読んだ本はそんな溜め込んでいた美味しい本兼保存食は森博嗣・作「冷たい密室と博士たち」です。

簡単に面白い本と書きましたが、食べ物と違って本は面白いかどうかは読んでみないとわかりません。

長年の経験からタイトルのつけ方やペンネームのつけ方で合いそうかある程度は当たりをつけれるようになりましたが、それでも外すことはあります。

同じ作家でもデビュー作は面白かったけど次回作は外れで、そのまま消えていった作家さんは沢山います。

作品が面白いかどうかは一回読めばわかりますが今後もこの作家さんの作品を読み続け面白いかどうかの判断は最低三冊は読まないとわからないのです。

そんな訳で私による私のための独断と偏見で勝手に保存食として認定したのが作家・森博嗣なのである!

森博嗣ファンならわかると思いますが今後取り上げた本「冷たい密室と博士たち」は「すべてがFになる」のシリーズの第二作品であります、もちろん「すべてがFになる」は読めてます、順番に読めよと思われるかもしれませんがのんびりしてたら「四季シリーズ」が出てほかにも「スカイクロラ」も面白かったからそっちに夢中になり、この時点で他の本も面白いのは確定したのでそのまま保存食として認定され、何年も積ん読状態に・・・(~_~;)

森先生ごめんなさい・・・

最近ドラマ化されて思い出し、久しぶりに読みたくなって今回読みました。

ちなみにドラマは見てません・・・(;一_一)いや俳優さんのイメージが合わないとかそういう文句があるわけではなく!たまたま、そう!たまたま!時間が合わなかったから見なかったのです、綾野剛が顔は確かにイメージと合うけど年齢のイメージが合わないだろう・・・とかそんなん思ってません!

まあ見てないのでなんとも言えませんが面白かったんでしょう!評判は今ひとつで、あ~見なくて良かった~とか思ってませんよ!


ドラマの話はこれくらいにしておいて、今回読んだ「冷たい密室と博士たち」は美味しい保存食としては期待通りの面白さでした。

私の目に狂いなし!(ドヤ顔)

この小説は本格ミステリーで先ほども書いた通り「すべてがFになる」の二作品目のS&Mシリーズの「冷たい密室と博士たち」です。

ストーリーは同僚の喜多助教授の誘いで、大学の工学部、低温室を訪ねた犀川助教授と西之園萌絵はそこで奇妙な密室殺人事件に遭遇する。

探偵役は犀川助教授でワトソン役は西之園萌絵、今回はこの2人の関係もちょっと進んでドキドキの展開もあり、まあ本当にちょっとですが。(~_~;)

森先生のミステリーは本格ミステリーなのに人物の心理描写もしっかり掘り下げて書かれていて、ミステリーとしては少し異色な感じです。

でもそこが良い所で、それがあるおかげでこの小説は深みを持ち、よりリアリティーを感じられます。

犀川先生は天才で感情表現が人より少ないですが殺人にはショックで動揺するし前回の殺人事件も未だに引きずっていてとても人間臭いです。

でも考えてみたら実際に普通に生活していたら人が殺されるなんてめったにないことですしなにも思わず殺人の方法を推理するなんてかなり頭がおかしくないと出来ない事です。

そう思うとコナン君とか金田一少年はかなりやばい人たちのような気がしてきました。(笑)2人とも学生なのに毎週のように殺人事件に巻き込まれてるのに普通に暮らしてるし・・・・(笑)

まあなにはともあれ、できれば殺人事件にはあまり関わりたくなかった犀川先生でしたが、お転婆で好奇心旺盛な西之園萌絵に引っ張られて事件に関わって行くといった感じに進みます。

トリックは素晴らしかったです、一応私も考えてみたんですが全くわからず・・・寝る前に考えたのも悪かった、気が付いたら寝てて、朝でした。

・・・・う~んトリックは・・・ZZZ・・・・っは!朝!(笑)

不眠症の人にもお勧め。





冷たい密室と博士たち (講談社文庫)冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
(1999/03/12)
森 博嗣

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

「有頂天家族 二代目の帰朝」 森見登美彦・作

7年半

7年半です、やっと「有頂天家族」の第二巻がでました。

長かった~(´Д` )「有頂天家族」が出た後、森見さんは体調を崩されたらしく長期休暇に入ってしまわれ、もうほとんど続編は無いのではと思っていました。

でも、出た!やったね!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

正直読んだのが、前過ぎて内容がどんなんだったかもよく思い出せませんでした。

ぼんやり思い出せたのは、京都が舞台だということと狸と天狗が出てくるということぐらいです、もうほとんど思い出せてないのと一緒です。(笑)

しかし、これから読むと仰る方もおられるでしょう!ご安心下さい、読んでみましたが流石に、7年半も間が空いているのでちょいちょい前回の出来事を補足してくれているので大丈夫、しかも本に付いていた小冊子に前回のあらすじが書いてあるのでもう安心です。

ちなみに書いてあった内容はーーー

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け回る。
だか、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。
世紀の大騒動をふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー!

こんな感じです。

そして今回「有頂天家族 二代目の朝帰」のあらすじはーーー

主人公の狸、矢三郎は今日も落ちぶれた天狗の世話にツチノコ探し、ライバル狸との喧嘩で兄弟たちと京都の街を駆け回る、新たに出奔していた如意ヶ嶽薬師坊の二代目が帰ってきた!矢三郎は「面白きことは良きことなり!」と言いながら大騒動に巻き込まれて行く。

ほとんど一緒です!(笑)

違うのは二代目が帰って来るというところ位。

でもいいんです、この本の面白さはストーリーではないんです、いやストーリーも面白いですけどね、やっぱりこの独特の文体やテンポのいい文章、個性的なオノマトペ、森見ワールドといっても過言ではない独自の理論。

これが読みたいがために森見さんの本を読んでいると言っても過言ではないのです。

そして今回、注目すべきなのは海星ちゃんです!!

海星ちゃんかわいい!海星ちゃんけなげ!海星ちゃんぷりちー!

(*´д`*)ハァハァ、かわいい、もふもふしたい、ぺろぺろしたい。

はっ∑(゚Д゚)、すいません少し興奮してしまいました。

海星ちゃんとは主人公の矢三郎の元婚約者で狸界一かわいい狸です(矢三郎主観)、前回の「有頂天家族」にも少し出てきてました、主人公の前には一度も姿を見せないという不思議なキャラクターで、主人公の矢三郎に会うといつも悪態を付いてしまうという何ともツンデレかわいい狸なのです。

仲の悪い家同士なのでちょっとしたわだかまりがあったりするのですが、そこらへんがまたハラハラして面白いのです。

今回は特に海星ちゃんの出番が多いです、前から気になっていたものの、今回の「二代目の帰朝」でかわいさ爆発でした。

おりあえず海星ちゃんのかわいさを愛でる、この本を読む時はこれが一番重要と言っても過言ではないでしょう。

海星ちゃんかわいい!海星ちゃんけなげ!海星ちゃんプリチー!大事な事なので二回言いました。

他にももいろん素敵なキャラはもりだくさんです、毛深い兄弟たちに、自己中心的な天狗、狸鍋が大好きな金曜倶楽部の面々。

今回は特に恋の話が多かった気がします、この先主人公と海星ちゃんがどうなるのかすごく楽しみ。運命の赤い毛はどこにつながっているのか!

そうです実はこの本は三部作になるらしく(知らなかった…)狸と天狗と人間のうごうごした(森見さん的表現)物語はまだまだ続くみたいです。

次回はどうなるのか、帰ってきた二代目と弁天の行く末は、赤玉先生は、そして狸たちはどうなっていくのか。

しかし今回が7年半ですからね、次回はいつになるのやらといった感じですが・・・(~_~;)

そういえばこの本を読んでいて気が付いたんですが、最近、京都は異常気象で川が氾濫したりが続いてます、実は案外狸や天狗が暴れているからなのかもしれないと思うとちょっと面白いなと思いました。




有頂天家族 二代目の帰朝有頂天家族 二代目の帰朝
(2015/02/26)
森見 登美彦

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