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禁断の魔術師 ガリレオ8 東野圭吾・作

最初に言っておきますが私は福山雅治が好きなわけではありません、いや嫌いなわけでもないですが。

分かってもらいたいのはミーハーな気持ちで読んでいるわけでは無いということです。

ドラマが始まるだいぶ前から原作のガリレオシリーズは読んでましたから!!ドラマ始まる前から好きで読んでましたから!!

大切なことなので二回言いました。

本読みとしてはここは絶対に譲れない一線なのです。

あ、ドラマもみました、まぁドラマはドラマで面白かったですよ~|( ̄3 ̄)|(上から)

キャスティングの事で言いたいことは無くはないですがキリがないのでやめときましょう

大切なのは原作です、今回紹介するのは東野圭吾・作「禁断の魔術師 ガリレオ8」です、いや~今回も面白かったです。

冴え渡る湯川先生の名推理、一貫してクールで、でもたまに見せる人間らしさがいい味を出している、ワトソン役としての草薙刑事もいいコンビで、正直ドラマでもこの二人をメインにドラマ相棒みたいにしたほうが良かったのではと思います。

イケメンが二人・・・うん!DVDBOXで買ってたな!!

はっ?!

いかんいかんドラマはよそに置いといて小説ですよ

ガリレオシリーズは一応全部読みました、「容疑者Xの献身」とかもいいですが特に好きなのは「聖女の救済」ですかね、東野圭吾さんの本は女の人が主役だとかなり印象に残ってて好きになる確率も高い気がします、「百夜行」とかも名作ですね。

女の人と言えば、ドラマにしかいなかった内海というキャラクターもシリーズ途中から参加してて今回は結構活躍していて良かったです。

ドラマとはキャラクターがだいぶ違い、きりっとしたクールビューティーといった感じで頭がよく気がきき真面目!女だからといって背伸びをするのでもなく、女の立場からの目線から事件解決に貢献したりして、ドラマもこうだったらと・・・

はっ!?

いかんいかんまたドラマにもどってしまった

もう一度言っておきますが私はミーハーな気持ちでガリレオシリーズの本読んでるわけではありません。

・・・何度もいうと説得力がなくなっていく気がしますが。

いやいやホントにドラマが始まる前から読んでましたから!!

・・・もうやめておきます。

禁断の魔術 ガリレオ8禁断の魔術 ガリレオ8
(2012/10/13)
東野 圭吾

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テーマ:オススメの本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

ウツ妻さん 早川いくを・作

鬱にはおおまかに分けて二種類あるらしい、一つは緩慢型、徐々に病が進行して悪化するタイプ、そして突発型、ある日突然にやってくる、しかも一番最悪の状態になるらしい、そうなると本人は病気の自覚もなく、自殺を選ぶらしい。

そう考えると、なぜこの人が自殺を?という人はもしかしたら鬱だったということもあるかもしれないということである。

この事は、今回の本とは別の本に書いてあったのですが、多くの自殺は突発性の鬱ではないかと推察されていました。

鬱は最近やっとメジャーになってきた感じがする病気ですが、聞けば聞くほど恐ろしい病気です、まず自分ではなかなか気付けない、あと完治しないこと、一人一人症状が違うので薬の処方が難しいなど。

実際に鬱になったことがないのでわからないですが他にももっと色々大変な事があると思います。

もし、凄く嫌いな奴を病気にすることができるなら鬱病にしてやろう、と思うぐらい恐ろしいです。

こんな、想像をした自分も恐ろしいですが・・・~_~;

今回読んだ本「ウツ妻さん」はそんな鬱病になってしまった妻の事を書いた本です。

作者は早川いくをさん、「へんないきもの」という本を読んで知ったのが最初でした、こちらの本も大変面白かったのでお勧めです、本当にいるのか存在自体を疑うようなへんな生き物を紹介した本で、一度読み出したら止まらないこと請け合いです。

意味不明な生態やマンガみたいなホルムの生き物を突っ込みを交えながら紹介している本なのですが。

今回もある意味不思議な生き物、鬱になってしまった妻の事を観察しながら書いた本とも言えるのかもしれません。

鬱になったと書くと、大変暗いイメージだが、この本はそれをあまり感じさせないし、なんなら笑えるところも多々あるのだ。

たとえば、妻のトトコさんが鬱病になってからしばらくしてハマったのが特撮ヒーローの「愛の戦士 レインボーマン」

きっかけはレインボーマンに出てくる悪の組織「死ね死ね団」のテーマソングだそうです。

最近では見られないかなりダイレクトなタイトルの歌です、歌詞もかなり衝撃的です、すかさずYouTubeで確認してしまいました。

 ♪死ね 死ね 死ね死ね死ね死ね 死んじまえ
 黄色いブタめをやっつけろ 金で心を汚してしまえ
 死ね(あー)死ね(うー) 死ね死ね
 日本人は邪魔っけだ
 黄色い日本ぶっつぶせ 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 世界の地図から消しちまえ 死ね!
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね
 死ね死ね死ね 死ね死ね死ね

こんなに死ねを連発して書いたのは初めてです(笑)。

メロディ自体はポップで楽しげなのですが、歌を聞いてみていただければ分かるのですが、かなりはっきりくっきり 死ね って発音していてびっくりしました。

昭和47年に放送していたらしいので、わずか41年ほどまえです、

それを、テレビで子供向けの番組として放送していたのです、当時の人たちの懐の深さをうかがえます。

それに比べて現代の日本人の尻の穴の小ささといったら、抗議行動をテロと言った大臣がいたり、それにやたら過剰に反応するだけのマスコミ。

見苦しいのひとことですね。

話が逸れてしまいました。

とりあえず妻のトトコさんはこれを聞いて特撮ヒーローにハマってしまい、特撮ヒーローをむさぼり見る毎日になったそうです。

他にも、ぬいぐるみを買い与えてみたり、拾ったヤドカリを飼ってみたり。

こんな風に鬱病になってにまったトトコさんを治すべく色々奮闘した経緯を笑いを交えて紹介しています。

もちろん本人と奥さんのトトコさんは大変だったと思います。罹っていたお医者さんがどう見ても鬱病に罹っているらしいというハプニングがあったり、喧嘩して怒鳴って物を壊してしまったり。本にはあまりかかれていないですが、他にも色々あったとは思います。

それでも、妻のトトコさんがうつを克服できたのは作者の旦那さんと家族が辛抱強く見守っていたからだと思います。

現在、日本には15人に一人は鬱病患者がいるそうです。

こうして見ると、鬱病は身近な病気でいつ自分が罹ってもおかしくない数字です。

でもこの本を読んだら、もしうつになってしまっても大丈夫な気がしてきました。・・・たぶん(笑)




ウツ妻さんウツ妻さん
(2013/10/16)
早川いくを

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夏への扉 ロバート・A・ハイライン・作

SFとはサイエンス・フィクションの略です。

しかし、その定義は難しく、大きく広げると「竹取物語」や「浦島太郎」はSFに入るらしいです、そうかと思うと、コアなSFファンの間では「スターウォーズ」はSFでは無いという論争が巻き起こっていたりします。

SFは難しいという印象があるかもしれませんが、そんなことはなくて、読んでみるととても面白い物が沢山あります。

SFの面白いところはやっぱり未知の世界に行ける所でしょうか、未来も過去も宇宙も、あるかもしれなかった平行世界にも行けます。

そして今回紹介する本は、ハイライン・作の「夏への扉」、この本は未来の世界に連れてってくれます。

しかし、この本は書かれたのは1956年で物語は1970年から始まります。

主人公は親友も仕事も恋人も失い、人生に絶望して、コールドスリープ(冷凍睡眠)を実行したのです、そして目が覚めると2000年・・・

2000年・・・私たちにとってはもう過去のことです。

ちなみに、今回読んだ本はハヤカワ文庫から出版の福島正美・訳ので2010年発行です。

ややこしいです。

この本の2000年はロボットが家事をしてくれます、自動車は自動操縦です、雨が降っても服は濡れません。

でも電話は固定電話ですしインターネットもありません。

どっちの2000年がいいかは分かりませんが、昔の人が見れば今の科学はSF小説さながらでしょう。

私がSFを好きな理由の一つに、人の感情とか情動、心情なんかはめったに詳しく書かれない所です。

この本でも猫がいかに素晴らしい動物、いやパートナーであるかとかは書かれていますが、ヒロインとの恋とロマンスはかなり簡潔にすまされてます。

そういうウェットな小説がいい時もありますが、そんなこと考えたくもないという時はSFは丁度いいのです。

それだけが読む理由ではないですが。

べたべたしたのが苦手という人にはお勧め。

難しかったり理屈っぽい所はありますが、解らない所は飛ばしても、割とストーリーは理解できます。

今回紹介した本「夏への扉」はあまり難しい個所はなく、サクサク読めて面白かったです。

SFはマイナーなジャンルで図書館にもマイナーなタイトルの本は置いてなかったりします。

しかしそんな状況のジャンルですが、この本は1956年に出版されて日本で翻訳されたあと、3回も訳者をかえて再出版されています。

それだけこの小説は人気があり面白いというこです。

SFの基本を押さえてますし、ストーリー展開も面白いです。

猫は可愛いし、主人公は発明狂のドジっ子です。

こう書くとライトノベルみたいですが、だまされたと思ってそんなノリで読んでみて欲しいと思います。


夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
(1979/05)
ロバート・A・ハインライン

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

「架空OL日記 1・2」 バカリズム・作

正直、最初は少し舐めてました。

今回紹介する本はバカリズム・作「架空OL日記 1・2」です、この本はバカリズムがネットででOLになりきって書いたブログを本にまとめたものです。

前評判では本物のOLが書いてるとしか思えないとかリアル!とかって評価が多数で気にはなってました。

でも芸人さんが書かれた本ですやっぱりそこは笑いを取っているんだろうと思っていました、そこまでリアルには書いてないだろうと。

でも、読んでみると本当にリアル!

主人公は多少面白い事は言うのですがそれも普通のOLさんが言いそうな事の上限は越えません。

それでもどのページもふふっと笑わせてくれて退屈もしませんし面白い。

日記に出てくる登場人物も本当にどこかにいそうで、余計に真実みがましてきます。男性が書いた文章だと言う事は読んでいる間は忘れていました。

読み終わった後も主人公が今どうしているのかなと想像せずにはいられません。

今ならきっと携帯はガラケーでは無く(このブログは2006年1月から7月に更新されたものです)スマホだろうな、とかそれでゲームとかしまくってるのかな、とかツイッタ―は絶対やってそうだなとか、ごっぽりって言葉はまだ使ってるかな?とか、想像すると面白いです。

それだけこの日記はリアルに出来でいます。

ただ、恋愛の事はどこでも触れられない所が気になりました、年頃の女子ならば絶対に会話の半分は恋愛で占められていてもおかしくありません。

それが周りは彼氏がいるという話は少しは出てくるものの本人はそれ以上は何も言わず、彼氏が欲しいとも言わないし好きな男性のタイプの話にもなりません。

読んでる時は気にはならないのですが(よく考えると不自然かなという位ではあるのですが)一回気になると色々考えてしまします。

作者が男性だからそこまで考えがおよばなかったのか、男の事を考えること自体が嫌でわざと書かなかったのか。

あるいは、この本の主人公は作者にとっての理想の女性像なのかもしれません、だから男の事を考える事もさせなかったんだと考えると面白いなと思いました。(実際はどうか分かりません)

解説にはいとうせいこうさんが書かれています。

解説でいとうせいこうさんはこの本は正統派の純文学だと書かれています、「更級日記」や「土佐日記」を例に出して、この本はそれに匹敵すると書いています。

いや、それはさすがに言いすぎやろと思いました。

この本は、言ってみれば普通のOLの普通の日々を淡々と書かれていて大きな事件も起きません興味が無ければ読むのは辛いかも知れません。

遠回しに褒め殺しという嫌がらせをしているのかと思いましたが、解説を詳しく読むと、言われてみればそうかもと説得されてしまいました。

解説によると

 日本の純文学は昔から「やおい」(山なし、オチなし、意味なし)を好むのである。
むしろ物語が大きく展開するようなものを俗流として嫌う、だから実はドストエフスキーさえ、ある時代の文壇は軽蔑していた。   (中略)  逆に純文学会では随筆と私小説の合間などをゆらゆらしているような話が、ある意味正統派とされてきた。


とのこと、これを読んでなるほどと思い、ふと思い付いて夏目漱石の「吾輩は猫である」を読み返してみました。

実はこの本は中学生くらいの時に読んでみたのですが途中で挫折して最後まで読めなかったのです。

大きな事件は起きないし、淡々と興味のないおっさんの生活が書かれているだけでその当時はなにが面白いのか分からなかったのですが。

でも今、読んでみると面白い!

ほら、たまにブログで動物目線で書かれた痛いブログ ゲフンゲフン 素敵なブログがあるじゃ無いですか。

それだと思うと途端に夏目漱石先生が身近に感じられて、なおかつ内容も面白い!

夏目先生は実にお茶目でツンデレでドジっ子、しかもただの猫好きとわかります。

夏目漱石先生が現代に生きていたらパソコンの前で猫の写真をせっせとアップしている姿が簡単に想像できます。

夏目漱石先生はきっと素晴らしいブロガーになったことでしょう。

そう思うと今回紹介する本「架空OL日記」が純文学だというのも腑に落ちます。

バカリズムは凄い!きっとこれからの日本文学会を担って行くのは彼しかいないのでは無いでしょうか。

そんなことを考えていた時に、本屋で文豪バカリズム先生の新しい本を発見!

さっそく買ってみました。

読んでみる。


・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・やつはただのバカだ‼︎‼︎

でも面白かったです。



なんでか知りたい人は「バカリズムのエロリズム論」バカリズムのオールナイトニッポンGOLDを読んでみてください。



架空OL日記 1 (小学館文庫)架空OL日記 1 (小学館文庫)
(2013/05/02)
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テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌

「ツナグ」 辻村深月・作

泣ける話が読みたい方にお勧めの本。

言いたいのは取りあえずこれですね。

泣けます、まあ陳腐な言葉ではありますが、わかりやすい言葉ではあります、私はこう言う言葉が本の帯に付いてたら私は読む気が失せます。(笑)

それでも、この本を紹介するならこの言葉が一番しっくりきますね。

今回紹介する本は「ツナグ」辻村深月・作です、映画もなっているので知っている方もおられるかも多いかも知れません。

ちなみに映画は私はまだ見てません。

ストーリーは死者と生者を会わせる事が出来る人物が中心に話が進んでいきます。一生に一度だけしかも満月の夜から朝にかけての数時間だけではありますが、短編形式で一つの作品ごとに主人公が変わります。

それぞれのストーリーにはそれぞれ事情を抱えた人達がそれを解消しようと死者と会うのですが、最後にどんでん返しがあって泣かせてなおかつ驚けます。

そういえばどの話もほろり泣かせるのですが、一つだけ考えさせるというか、ドロッとした話があって「親友の心得」という話なのですが。

高校生の女の子が主人公で複雑な女の友情を書いているのですが、この作家さん以前にも女同士の友情とか高校生の女の子の複雑な人間関係のことを書いた本があって。

もしかして作者さんは高校時代に女友達となんかあったんかしら?と変な邪推をしてしまいました(笑)いや完全に推測ですし、女性ならわかると思いますが女同士って難しいですからね( ;´Д`)でもこんな事考えながら読むのも面白いですよ~

ちなみに邪推してしまった本は「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」と「太陽の坐る場所」です、どちらの本も面白いのでお薦めです。

この小説は短編ではありますが、最後にまとめのようなお話が入っていて、この短編も最後に大きなどんでん返しがありいい感じに感動できます。

短編なのでゆっくり読んでも話が分からなくなることもないので読みやすいのでお薦めです( ´ ▽ ` )ノ









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